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全米大ヒットの『トランスフォーマー』って?

 7月の独立記念日にあわせて公開された、映画『トランスフォーマー』は初日から6日間で全米4011劇場、7600スクリーンと驚異的な好成績をあげている。過去の独立記念日連休映画の中でも、『スパイダーマン2』につけて歴代2位で70.5ミリオンドルの興行収入を記録し、この夏最大の映画となる兆しだ。

 マイケル・ベイ監督のこの作品は、アメリカで80年代に放送されたアニメの実写映画化で、車からロボットに変身するキャラクター達が魅力的なアクション・エンターテイメントである。米エンターテイメント・ウィークリー誌の中で、ベイ監督はこのように語っている。

「くだらないって思うかもしれないけど、この映画を見てると、人は自分の中の子供の部分が出てくるんだよ。ただただ楽しいんだ」という。

 『トランスフォーマー』は、日本で言えば「ガンダム」などのようなノスタルジックに大人の心をゆすぶるアニメが、今になって実写映画化されたようなもの。なるほど、子供向けのロボット・アクションには違いないが、それにしては、20代の若者たちの観客層が目立つのも十分うなずける。アメリカの思い出のストーリー、昔遊んだあのロボットに会うために、子供のころの自分に劇場に出向いて会いに行くというのが、ヒットの背景にあるのかもしれない。

 『トランスフォーマー』は、8月4日(土)より日劇1ほか全国超拡大ロードショー公開される。(たさいちやこ)

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