モーツァルトの最高傑作オペラを映画化した『魔笛』の（7月14日）公開記念ドレスアップ試写会が10日（火）に都内で行われ、デヴィ・スカルノ夫人と本年度の世界口笛大会・ティーンの部で優勝した儀間太久実（ぎまたくみ）さんが登場。儀間さんは高音域の口笛演奏を披露し、デヴィ夫人をはじめ、会場に集まった観客を魅了した。

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　今作を代表するキャラクター“夜の女王”を思わせる衣装で現われたデヴィ夫人は、数カラットにも及ぶこぼれんばかりのブルーのタンザナイトやピンクダイヤモンドのジュエリーをメディアに初披露。
　ゴージャスオーラに圧倒されっぱなしの儀間さんだったが、ソプラノ世界最高域の曲「夜の女王のマリア」を1ヶ月の練習で習得し、世界初お披露目。19歳の“口笛王子”の演奏にデヴィ夫人も目を見開きながら「ブラボー！ですね」と温かい拍手を送った。

　また、ニューヨークのイブラ・ミュージック・ファンデーションの名誉会長として若手オペラ歌手らの育成支援をしているというデヴィ夫人は「神童と呼ばれたモーツァルトが詰まった作品。オペラをもっと身近に感じられると思う」と見所を紹介。オペラ歌手になりたかったという事も明かしたが、「子供の頃は声だけ大きかった。でも、音楽は2でオンチでした」と意外な成績を告白し、笑い飛ばした。