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オリコンニュース

リップスライム、新たなステージに

待望のニューアルバム『EPOCH』がリリース
各種コラボレーションを経て新たなステージに突入



 新曲「ブロウ」が、オリコンチャート初登場6位と、好調な滑り出しを見せているRIP SLYME。リクルート「FROM A」秋のキャンペーンソングであり、待望のDJ−FUMIYA復活第1作ということでも、注目を浴びた楽曲となった。病気療養のために、FUMIYAが一旦活動を退いたのが昨年7月のこと。しかし、そこからの約1年にわたるイレギュラーな期間は、彼らがこれまで進んできた道のりに一区切りを付ける意味での総決算と未来へ向けての新たなチャレンジに振り向けられた。

 
 ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ社)安藤日出孝氏は、今回のリスタートに至るまでに行われた様々な企画を振り返って、「FUMIYAの休養を、逆に区切りをつけるいい機会と捉えて、まずベスト『グッジョブ!』を8月に発売しました(オリコン・チャート1位)。その後も、2つのコラボ作品を連続的にリリースするなど様々に企画を立ち上げることで、復帰までの期間を過ごすことができた」と語る。

 バレンタインデーを前にした今年1月には、「Hot chocolate」の発売にあたり、初回限定ジャケットを、明治製菓とコラボレーションし、チョコレート風にデザイン。CD型チョコレートと7インチレコードをセットしたものが、ネット上で限定発売された。「明治製菓さんにお願いして、ミルクチョコレートそのままのロゴ、色、おまけにCDをチョコと同じような銀紙で包むところまで、デザイン的にも凝りました」。

 このカップリング曲「FUNKASTIC BATTLE」はRIPSLYME vs HOTEIの名義で制作された、本格的にマッシュアップの手法を取り入れた日本初の作品となった。4月には映画『間宮兄弟』主題歌「Hey,Brother」を担当し、7月にはくるりとのコラボレーションも実現。WMJ社からは「ラヴぃ」、V社からは「Juice」と、レコード会社間のコラボも行った。また、全国6ヶ所のZEPPを含む過去最大の20公演ツアーも行われ、FUMIYA不在ながらもいつもにまして精力的な活動を印象付けた1年間となった。

 「一連のコラボを通して、彼らがロックとも正面から取り組めることが分かり、ヒップホップの枠にとらわれず、実力を発揮できる存在であることを再確認しました。カッティングエッジな才能を発揮しながらも、大衆性を合わせ持ったバランス感覚を常に持ち続けながら、オリジナルな存在として確実に成長していると思います」(安藤氏)。

 そして、この秋、完全復帰したFUMIYAが、ここまで充電してきたエネルギーをフルに生かしてトラックを作った「ブロウ」。そしてこの11月29日にリリースされる待望のアルバム『EPOCH』と、セカンドステージに向かうRIPSLYMEの勢いは、とどまることを知らない。12月21日にはアルバムの購入者を対象に、抽選で1万人を招待する「リップスライム 無料武道館ライブ II〜FROM R〜」が開催される。FUMIYAの復活ライブでもあり、初披露となる楽曲も多数登場することから、ファンの熱狂も最高潮に達することだろう。

 長いキャリアを持ちながらも、若いファン層を開拓していくポピュラリティと最先端を突き進む音楽性が共存するRIPSLYME。5人各々の役割分担はあるものの、基本は全員で作り上げるバランスの良さは、音楽シーン広しといえども、彼らに比肩するアーティストはいない。今後も常に、オーディエンスの予測をいい意味で裏切りながら、成長を続けていくことを期待したい。







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