『タイタニック』でわが身を犠牲にしてまで恋人を助けたレオナルド・ディカプリオだが、このほど私生活でも人助けをし、ヒーローぶりを披露した。

　NYポスト・オンラインによれば、先週行われたマドンナのコンサートで、ディカプリオは計2人を助けたという。
　交通事故で車椅子の生活になるまで大手ファッション誌ハーパーズバザーに勤めていたフランチェスコさんは、そのコネもあり、最前列のシートにいた。しかし、実際マドンナが登場した時は興奮した観客が総立ちになり、何も見えなくなってしまった。フランチェスコさんはもう少し前に移動しようとしたが、誰も知らんぷりで、さらに警備員まで、他の場所へ移動するようにと冷たく言い放った。

　そこへ、ディカプリオが現れ、「僕の席にきませんか？」と誘ったという。彼の席は花道の端で立ち上がり禁止の区域だった。その後、もう1人車椅子で同じように困っているお客さんを助けたという。
　浮気はしても、心優しいヒーローである。

（たさいちやこ）