俳優の岸井ゆきのが1日、都内で行われた映画『すべて真夜中の恋人たち』(13日公開)東京国際映画祭舞台あいさつに登壇。原作ファンだからこその悩みを明かした。 同映画祭のガラ・セレクション部門に出品となった同作は、川上未映子氏による同名恋愛小説の映画化。人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子(岸井ゆきの)が年上の物理教師・三束(浅野忠信)と出会い、そこから冬子の日常が少しずつ変化していく。冬子のみならず、三束や石川聖(森田望智)、誰もが抱える孤独を描き出し、現代的でいて普遍的なテーマを、静かに繊細に差し出す。小さな心のさざ波を、息を止めて見つめるようなラブストーリーとなっている。 川上氏の大ファンである岸井は、人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子を演じる。「(原作が)生まれたときに読んで。1回で済まなくて、何回も読んでいる」というほど好きな作品であり、出演することにプレッシャーを感じ、「なぞってはいけない」という気持ちを持っていたそう。
2026/11/01