俳優の二宮和也が27日、都内で行われた『ウーマン・イン・モーション』トークイベントに登壇。映画『国宝』の歴史的ヒットについて、同年に公開された作品のいち関係者として「『国宝』、早くいなくなってくれないかな(笑)」と思うほどの存在感だったと、冗談交じりに振り返った。
同イベントは、『第39回東京国際映画祭』の提携企画として開催。日本映画の現在地と未来、映画文化を支える多様性や創造性をテーマに、映画界で活躍する登壇者たちが意見を交わした。オープニング・スピーチは映画監督の是枝裕和が務め、二宮のほか、アカデミー・ミュージアム・オブ・モーション・ピクチャーズ館長兼プレジデントで、アカデミー・コレクション統括責任者のエイミー・ホンマ、映画プロデューサーの村田千恵子が登壇した。
2025年公開の映画『国宝』は、実写邦画の歴代興行収入1位を記録する大ヒットとなった。同作で企画・プロデュースを担当した村田は、日本映画への海外からの期待の高まりを実感したと説明。映画祭への参加を通じて、メイクアップ&ヘアスタイリング、衣装や美術などの分野でも、日本の技術力が高く評価されたという。
村田は、日本映画らしさについて「緻密なものを作ることや、手先が器用であること」といった職人の技術に注目。「クラフトマンシップこそが日本らしさなのかなと、実際に映画祭に行ってみて感じました」と、海外での反応を通じて得た実感を語った。
これを受け、同年公開の映画『8番出口』で主演を務めた二宮は『国宝』のヒットが与えた影響について言及。「同じ年に公開した作品の人たちがみんな言っていたのは、『今年、「国宝」がなかったらな』って(笑)。『「国宝」、早くいなくなってくれないかな』っていうくらい(笑)」と、同業者たちの率直な思いを明かした。
一方で「あんなにも日本映画が日本映画を食っていく年というのは、あまりなかったんじゃないかなと思っていた」と分析。俳優たちも同作を鑑賞し、「みんな本当に作品に参加したかっただろうし、そう思わせるような映画は、久しぶりだったんじゃないのかなというふうに思いましたね」と、作品が持つ求心力をたたえた。
自身が主演した『8番出口』については、カンヌ国際映画祭で上映された際の反応を回顧。映画好きが集まる映画祭では、作品が観客の好みに合わなければ途中退席する人もいるとした上で、「作品に対して『面白かったよ』と言ってくれる人たちが、上映後にもたくさん残っていたことも、すごくありがたかった」と感謝。日本の別作品に出演するため現地を訪れていた俳優たちからも「良かった」と声をかけられたといい、「本当にホッとしましたね」と安堵の表情を見せた。
【集合ショット】是枝裕和監督らそうそうたる映画界スターと並ぶ二宮和也
同イベントは、『第39回東京国際映画祭』の提携企画として開催。日本映画の現在地と未来、映画文化を支える多様性や創造性をテーマに、映画界で活躍する登壇者たちが意見を交わした。オープニング・スピーチは映画監督の是枝裕和が務め、二宮のほか、アカデミー・ミュージアム・オブ・モーション・ピクチャーズ館長兼プレジデントで、アカデミー・コレクション統括責任者のエイミー・ホンマ、映画プロデューサーの村田千恵子が登壇した。
村田は、日本映画らしさについて「緻密なものを作ることや、手先が器用であること」といった職人の技術に注目。「クラフトマンシップこそが日本らしさなのかなと、実際に映画祭に行ってみて感じました」と、海外での反応を通じて得た実感を語った。
これを受け、同年公開の映画『8番出口』で主演を務めた二宮は『国宝』のヒットが与えた影響について言及。「同じ年に公開した作品の人たちがみんな言っていたのは、『今年、「国宝」がなかったらな』って(笑)。『「国宝」、早くいなくなってくれないかな』っていうくらい(笑)」と、同業者たちの率直な思いを明かした。
一方で「あんなにも日本映画が日本映画を食っていく年というのは、あまりなかったんじゃないかなと思っていた」と分析。俳優たちも同作を鑑賞し、「みんな本当に作品に参加したかっただろうし、そう思わせるような映画は、久しぶりだったんじゃないのかなというふうに思いましたね」と、作品が持つ求心力をたたえた。
自身が主演した『8番出口』については、カンヌ国際映画祭で上映された際の反応を回顧。映画好きが集まる映画祭では、作品が観客の好みに合わなければ途中退席する人もいるとした上で、「作品に対して『面白かったよ』と言ってくれる人たちが、上映後にもたくさん残っていたことも、すごくありがたかった」と感謝。日本の別作品に出演するため現地を訪れていた俳優たちからも「良かった」と声をかけられたといい、「本当にホッとしましたね」と安堵の表情を見せた。
2026/10/27