俳優の佐々木ありさとコンスタンティナ・コヅァマーニ監督が、韓国で開催中の「第31回釜山国際映画祭」(10月6日〜15日)で、映画『タイタニック・オーシャン』(2027年公開予定)のアジアプレミア上映に参加した。上映後には観客とのQ&Aが行われ、佐々木は、若い世代から次々と質問が寄せられたことに「“映画”という言語を超えた力を改めて感じる、とても幸せな瞬間でした」と喜びを語った。
本作は、短編・中編作品が世界3大映画祭(カンヌ、ヴェネチア、ベルリン)で上映され注目を集めてきたギリシャの映像作家・コヅァマーニ監督の長編デビュー作。ギリシャ、フランス、ドイツ、スペイン、ルーマニアと日本による国際共同製作で、映画祭のFlash Forward部門に選出された。
物語の舞台は、巨大な水槽でショーを披露するプロの人魚(マーメイド)を育てる、日本の全寮制スクール。親元を離れた少女たちが、厳しい水中訓練や共同生活を通して揺れ動く姿を、ギリシャ神話のセイレーンをモチーフに描く。佐々木のほか、松井遥南、花瀬琴音、室はんな、中村莉久、木越明らが生徒役で出演し、東出昌大と真飛聖がスクールの教師を演じる。
CGVセンタムシティで午前9時からの上映にもかからず、多くの観客が来場。Q&Aでは、幻想的な世界観や登場人物の背景、国際共同製作での撮影について質問が寄せられた。
現実的な世界から次第に幻想的な世界へと移っていく物語について、コヅァマーニ監督は「女性版『オデュッセイア』」と表現。主人公・アカメが自らの声やアイデンティティを探し、自身のルーツへと向かう旅の物語だと説明した。
アカメを取り巻く少女の一人、アシュリーの過去をさらに知りたいという質問も。監督は、脚本では各人物の背景をより詳しく描き、実際に撮影した場面もあったが、アカメの物語に焦点を当てるため、編集で一部をカットしたと明かした。
言語や文化の異なるスタッフ、キャストとの制作については、「困難ではあったが、自分を大きく変える経験だった」と回想。言葉だけでなく、動きや音楽、直感、沈黙を通してもコミュニケーションが生まれることを実感したという。
佐々木も、ダンスとパフォーマンスを組み合わせたオーディションを振り返り、異なる国の人々と作品を作り上げた経験に言及。文化や価値観の違いが、作品を豊かにする力になったと語った。
水中で息を止める少女たちの姿に、思春期特有の感情的な息苦しさを重ねた観客からは、「呼吸」に着目した感想も寄せられた。水中トレーニングで、キャスト同士が息を止める長さを競うことはあったのかと問われると、佐々木は、実際に遊び感覚で競い合っていたと撮影の裏話を明かしていた。
登壇後、佐々木は「朝早くの上映にもかかわらず、たくさんの方に観ていただき、とても有り難かったです」とコメント。「Q&Aで特に印象的だったのは、若い世代の方が多かったこと。そして彼らは時間が足りなくなるほどたくさんの疑問を投げかけてくれました」と、観客との交流を振り返った。
6日に行われたオープニングイベントのレッドカーペットでは、飛行機の都合で監督の到着が間に合わず、急きょ一人で歩くことに。「眩しい光景が広がったと思えば、釜山の皆さんの温かい雰囲気に背中を押され、無事に歩き終えることができました」と振り返った。
憧れの監督や俳優が集まる会場を「まるで別世界」と表現した佐々木。「改めて、アジアプレミアを世界的な規模をもつ釜山国際映画祭で迎えられたことはとても光栄で幸せをかみ締めています」と語っていた。
本作は、短編・中編作品が世界3大映画祭(カンヌ、ヴェネチア、ベルリン)で上映され注目を集めてきたギリシャの映像作家・コヅァマーニ監督の長編デビュー作。ギリシャ、フランス、ドイツ、スペイン、ルーマニアと日本による国際共同製作で、映画祭のFlash Forward部門に選出された。
物語の舞台は、巨大な水槽でショーを披露するプロの人魚(マーメイド)を育てる、日本の全寮制スクール。親元を離れた少女たちが、厳しい水中訓練や共同生活を通して揺れ動く姿を、ギリシャ神話のセイレーンをモチーフに描く。佐々木のほか、松井遥南、花瀬琴音、室はんな、中村莉久、木越明らが生徒役で出演し、東出昌大と真飛聖がスクールの教師を演じる。
現実的な世界から次第に幻想的な世界へと移っていく物語について、コヅァマーニ監督は「女性版『オデュッセイア』」と表現。主人公・アカメが自らの声やアイデンティティを探し、自身のルーツへと向かう旅の物語だと説明した。
アカメを取り巻く少女の一人、アシュリーの過去をさらに知りたいという質問も。監督は、脚本では各人物の背景をより詳しく描き、実際に撮影した場面もあったが、アカメの物語に焦点を当てるため、編集で一部をカットしたと明かした。
言語や文化の異なるスタッフ、キャストとの制作については、「困難ではあったが、自分を大きく変える経験だった」と回想。言葉だけでなく、動きや音楽、直感、沈黙を通してもコミュニケーションが生まれることを実感したという。
佐々木も、ダンスとパフォーマンスを組み合わせたオーディションを振り返り、異なる国の人々と作品を作り上げた経験に言及。文化や価値観の違いが、作品を豊かにする力になったと語った。
水中で息を止める少女たちの姿に、思春期特有の感情的な息苦しさを重ねた観客からは、「呼吸」に着目した感想も寄せられた。水中トレーニングで、キャスト同士が息を止める長さを競うことはあったのかと問われると、佐々木は、実際に遊び感覚で競い合っていたと撮影の裏話を明かしていた。
登壇後、佐々木は「朝早くの上映にもかかわらず、たくさんの方に観ていただき、とても有り難かったです」とコメント。「Q&Aで特に印象的だったのは、若い世代の方が多かったこと。そして彼らは時間が足りなくなるほどたくさんの疑問を投げかけてくれました」と、観客との交流を振り返った。
6日に行われたオープニングイベントのレッドカーペットでは、飛行機の都合で監督の到着が間に合わず、急きょ一人で歩くことに。「眩しい光景が広がったと思えば、釜山の皆さんの温かい雰囲気に背中を押され、無事に歩き終えることができました」と振り返った。
憧れの監督や俳優が集まる会場を「まるで別世界」と表現した佐々木。「改めて、アジアプレミアを世界的な規模をもつ釜山国際映画祭で迎えられたことはとても光栄で幸せをかみ締めています」と語っていた。
2026/10/11