俳優の松本若菜が主演を務め、佐野勇斗が共演するTBS系火曜ドラマ『君の好きは無敵』(毎週火曜 後10:00)。主人公・草壁杏奈(松本)を彩る衣装には、彼女のキャラクターや心情、そして物語の展開を感じさせるさまざまな工夫が込められている。今回は、草壁のスタイリングを担当するスタイリスト・皆川美絵さんにインタビュー。カラフルな色使いやアクセサリーに込めたこだわりなど、草壁の衣装にまつわる話を語ってもらった。
■「知的で信頼できる」イメージを、品よくカジュアルに
草壁の衣装について、皆川さんが意識したのは、コンサルタントという職業から感じられる「知的で信頼できる」というイメージ。品の良さはありながらも堅苦しくならず、親しみやすさを感じられるスタイリングを心がけている。
「例えばメンズライクなジャケットにかわいいブラウスを合わせるなど。カジュアルなんですけど、品があるようにまとめるようにしています」
コンサルタント時代はスーツを着ることが多かった草壁だからこそ、時計やバッグ、アクセサリーなどで個性を出していたのではないかと考え、コンサルを辞めた現在のスタイリングにも当時から使っているアイテムを取り入れているという。アクセサリーにはハイブランドのものを使うなど、コンサル時代の名残をさりげなく残しているのもポイントだ。
一方、洋服はシルエットのきれいなものをハイブランドから選ぶ一方、季節によって変化する色味には取り入れやすい価格帯のアイテムを選ぶなど、メリハリをつけている。きれいめのパンツや商談に行く際のジャケットなどは着回しアイテムとして使用している。
■カラフルな色使いで表現する、草壁のポジティブさ
また、岩崎愛奈プロデューサーや監督陣からは「見ている人が元気になるような色味が多い服がいい」というリクエストがあり、草壁の衣装にはカラフルな色を多く取り入れている。
夏に放送されるドラマということもあり、ビーズのネックレスなどをプラスして、シンプルになりやすい季節のスタイリングにアクセントを加えることも。「1枚で着ても寂しくないように、指や首回りに、プラスで入れてあげると、ちょっと大人っぽくなるのかなと思っています」と話す。
皆川さんが特にお気に入りなのは、赤いニットにシャツを腰巻きしたスタイル。パワフルに行動する草壁だからこそ、暑くなったときは腰に巻き、冷房の効いた場所で急に寒くなったら羽織るのではないかと考え、取り入れている。
■「シルバーセット」「ゴールドセット」に込めた草壁らしさ
アクセサリーには、草壁のキャラクターを考えた細かな工夫もある。コンサル時代は忙しく、毎朝アクセサリーを一つ一つ選ぶ時間もないのではないかと考え、「シルバーセット」「ゴールドセット」を設定。指輪、時計、ピアスをそれぞれシルバー、ゴールドでまとめ、セットで使えるようにした。
「時間がない中で、そんなに選ばなくていいような感じに。(セット使いすると)さらっとした格好もカチっと決まる、お守りみたいな存在ですね」
コンサルタントを辞めた現在は、カラフルなネックレスを取り入れるなど、アクセサリーの選び方にも変化をつけている。
さらに、衣装の色には、登場するキャラクターや物語とのつながりも。“チュチュチュエラ”が登場する場面では、チュエラに使われている色を差し色として取り入れるなど、「考えているものとちょっとリンクするような色の組み合わせ」を意識しているという。
一方、少し暗い雰囲気のある押し入れのシーンではグレーのセットアップを選び、草壁の「何も考えたくない」という心情を表現。スタッフみんなで話し合いながら決めていった。
■日常にも取り入れられる、草壁風スタイリングのコツ
草壁のスタイリングは、日常の服装にも取り入れやすいという。
「色を入れるのって難しいと思うんです。なので、草壁のように取り入れやすい価格帯のアイテムで取り入れるのがおすすめです。さっぱりした服のときは、ネックレスをつけるとか。今回、ビーズのネックレスを使わせてもらっているのですが、そういったものを一つ入れるとワンポイントになってかわいいのかなと思います」
色を取り入れることに少しハードルを感じる場合でも、まずはアクセサリーなどの小物から取り入れることで、普段のスタイリングにも無理なく、草壁らしさを取り入れることができる。
■瀬尾との関係性の変化が衣装に
瀬尾と過ごす時間が増えてからは、2人の関係性の変化が衣装にさりげなく反映されている。
「瀬尾くんがシャツのスタイルが多いので、少し影響されたのかなという感じで、たまにシャツスタイルも入れています」
草壁の衣装には、キャラクターの性格だけでなく、物語の中での心情や周囲との関係性がさりげなく映し出されている。
(編集:岩本和樹)
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■「知的で信頼できる」イメージを、品よくカジュアルに
草壁の衣装について、皆川さんが意識したのは、コンサルタントという職業から感じられる「知的で信頼できる」というイメージ。品の良さはありながらも堅苦しくならず、親しみやすさを感じられるスタイリングを心がけている。
「例えばメンズライクなジャケットにかわいいブラウスを合わせるなど。カジュアルなんですけど、品があるようにまとめるようにしています」
コンサルタント時代はスーツを着ることが多かった草壁だからこそ、時計やバッグ、アクセサリーなどで個性を出していたのではないかと考え、コンサルを辞めた現在のスタイリングにも当時から使っているアイテムを取り入れているという。アクセサリーにはハイブランドのものを使うなど、コンサル時代の名残をさりげなく残しているのもポイントだ。
一方、洋服はシルエットのきれいなものをハイブランドから選ぶ一方、季節によって変化する色味には取り入れやすい価格帯のアイテムを選ぶなど、メリハリをつけている。きれいめのパンツや商談に行く際のジャケットなどは着回しアイテムとして使用している。
■カラフルな色使いで表現する、草壁のポジティブさ
また、岩崎愛奈プロデューサーや監督陣からは「見ている人が元気になるような色味が多い服がいい」というリクエストがあり、草壁の衣装にはカラフルな色を多く取り入れている。
夏に放送されるドラマということもあり、ビーズのネックレスなどをプラスして、シンプルになりやすい季節のスタイリングにアクセントを加えることも。「1枚で着ても寂しくないように、指や首回りに、プラスで入れてあげると、ちょっと大人っぽくなるのかなと思っています」と話す。
皆川さんが特にお気に入りなのは、赤いニットにシャツを腰巻きしたスタイル。パワフルに行動する草壁だからこそ、暑くなったときは腰に巻き、冷房の効いた場所で急に寒くなったら羽織るのではないかと考え、取り入れている。
アクセサリーには、草壁のキャラクターを考えた細かな工夫もある。コンサル時代は忙しく、毎朝アクセサリーを一つ一つ選ぶ時間もないのではないかと考え、「シルバーセット」「ゴールドセット」を設定。指輪、時計、ピアスをそれぞれシルバー、ゴールドでまとめ、セットで使えるようにした。
「時間がない中で、そんなに選ばなくていいような感じに。(セット使いすると)さらっとした格好もカチっと決まる、お守りみたいな存在ですね」
コンサルタントを辞めた現在は、カラフルなネックレスを取り入れるなど、アクセサリーの選び方にも変化をつけている。
さらに、衣装の色には、登場するキャラクターや物語とのつながりも。“チュチュチュエラ”が登場する場面では、チュエラに使われている色を差し色として取り入れるなど、「考えているものとちょっとリンクするような色の組み合わせ」を意識しているという。
一方、少し暗い雰囲気のある押し入れのシーンではグレーのセットアップを選び、草壁の「何も考えたくない」という心情を表現。スタッフみんなで話し合いながら決めていった。
■日常にも取り入れられる、草壁風スタイリングのコツ
草壁のスタイリングは、日常の服装にも取り入れやすいという。
「色を入れるのって難しいと思うんです。なので、草壁のように取り入れやすい価格帯のアイテムで取り入れるのがおすすめです。さっぱりした服のときは、ネックレスをつけるとか。今回、ビーズのネックレスを使わせてもらっているのですが、そういったものを一つ入れるとワンポイントになってかわいいのかなと思います」
色を取り入れることに少しハードルを感じる場合でも、まずはアクセサリーなどの小物から取り入れることで、普段のスタイリングにも無理なく、草壁らしさを取り入れることができる。
■瀬尾との関係性の変化が衣装に
瀬尾と過ごす時間が増えてからは、2人の関係性の変化が衣装にさりげなく反映されている。
「瀬尾くんがシャツのスタイルが多いので、少し影響されたのかなという感じで、たまにシャツスタイルも入れています」
草壁の衣装には、キャラクターの性格だけでなく、物語の中での心情や周囲との関係性がさりげなく映し出されている。
(編集:岩本和樹)
2026/09/08