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若林正恭、“黒い粉”から資源を蘇らせる「常識破りの技術」に迫る

 お笑いコンビ・オードリー若林正恭がMCを務める、テレ東系経済番組『アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜』(毎週水曜 後11:06)では、15日放送で、ゲストにエマルションフローテクノロジーズCEOの鈴木裕士、CSOの長縄弘親を迎えて「待ち時間ゼロでレアメタルを抽出!“黒い粉”から資源を蘇らせる常識破りの技術」を届ける。

15日放送のテレ東系経済番組『アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜』(C)テレビ東京

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【番組カット】若林が「常識破りの技術」に迫る


 現代の日本が直面する深刻な社会課題、それが天然資源を輸入に依存する「資源不足」だ。特にハイテク製品に不可欠なレアメタルは、供給不安や価格高騰のリスクが常につきまとう。例えば高級包丁に使われる「タングステン」は、生産量の8割を占める中国の輸出規制によって価格が急騰し、製造現場に打撃を与えている。この課題にリサイクルのアプローチで挑むのが、2021年創業の「エマルションフローテクノロジーズ(EFT)」だ。

  彼らの武器は、使用済みリチウムイオン電池からレアメタルを高純度で回収する「エマルションフロー」という技術だ。従来の「溶媒抽出(水と油で特定の物質を抽出する技術)」は、混ぜた後に重力で分離するのを待つ長い処理時間や、装置の大型化による高コストがネックだった。しかしEFTは、液滴の流れを制御し、激しく混ぜ合わせながら同時に分離させる革新的な装置を開発。従来の常識だった「待つ時間」をなくし、処理速度を4倍〜最大10倍へと大幅に短縮した。さらに設備をコンパクト化し、コストも3〜4割削減することに成功している。

 この技術を支えるのは、原子力機構出身の研究者二人だ。溶媒抽出の限界を打ち破る現象を2007年に研究の中で発見したCSOの長縄。そしてこの唯一無二の技術の事業化を進めるCEOの鈴木だ。年間175億円相当のレアメタルが海外に流出しているという状況の中、彼らは現在、500L規模のデモプラントでの稼働テストを進めている。今後は、健康被害が懸念される有害化学物質「PFAS」の回収や放射性廃棄物処理への応用も見据え、資源問題や環境問題そのものを解決する完全循環社会の実現を目指している。
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