いまや日常的な娯楽として定着したスマートフォン向けマンガアプリ。大手各社が利便性の向上や多彩な施策を打ち出す一方、ユーザー獲得の軸は今も「無料話」や「独占配信」が中心で、サービス間の決定的な差は見えにくい。そうした中、LINEマンガが今年2月、“読む”以外の接点を模索する新機能を投入した。生成AIを通じてマンガのキャラクターとリアルタイムで対話できるサービスだ。登場以降、Z世代を中心に支持を集め、累計メッセージ数は500万件を突破。対象作品では読者数が3倍、売り上げが6倍に伸びるなど、新たな利用体験として広がりを見せている。■無料・独占が軸、横並びのマンガアプリ市場 近年、無料話の拡充や独占配信の強化といった施策は、主要マンガアプリにとっていわば「標準装備」となっている。各社は読みやすさの向上やポイント還元などのキャンペーンを展開しているが、ユーザーの利用実態を見ると、作品や無料条件に応じて複数アプリを使い分けるスタイルが一般化している。
2026/04/23