俳優の水谷豊が企画・監督・脚本・プロデュース・主演を務める映画『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)〜小さな幸せ〜』が、4月24日より順次公開されることが決定した。公開に先駆けて、本予告、ポスタービジュアル、キャストやスタッフなど一挙解禁。水谷の娘で俳優の趣里が出演していることも明らかになり、これが父娘初共演となる。
本作は、水谷にとって監督第4作となる意欲作。「Piccola felicita(ピッコラ フェリチタ)」は、イタリア語で「小さな幸せ」という意味。水谷が企画、監督、脚本、プロデュース、主演の“1人5役”を担い、「ART(アート)」をテーマにした独自の世界観で、人生の転機を迎えた人々が向き合う複数のエピソードから構成され、それぞれの運命が思いもよらない結末へと導かれていく。
キャストには、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞、趣里、橋本淳らが参加し、4つのストーリーを彩る。撮影監督には長年「相棒」シリーズでタッグを組んできた会田正裕、音楽は水谷の前作『太陽とボレロ』(2022年)でも劇伴を手掛けた山元よしきを迎えた。
作品では、物語ごとに「オレンジ」「グリーン」「マゼンタ」といったテーマカラーを設定。色彩豊かな映像と多彩な音楽が融合し、「すべてのショットが壁に飾りたくなるような美しさ」を目指したアート性の高い映像表現が見どころとなる。
公開された本予告では、人生の岐路に立たされた3組の男女それぞれの人間模様が描かれる。長年勤めたファミリーレストランを定年退職となる佐藤宗太郎(水谷)とそんな彼を優しく見つめるスタッフの柿沼千恵子(池谷)。離婚について真剣に考え始めた画家の高橋富士夫(河相)とその妻ミキ(菜葉菜)。仲睦まじくデートを楽しむ田中礼央(橋本)と白河葵(趣里)。
ところが、静かな日常の風景から一転、飛び降り自殺を図る男や舞う札束、燃え上がる炎、男と女、感情の爆発…、先の読めない展開が畳み掛けるように映し出される。そして、「優しさが映画の結末を変えた――」という言葉の意味とは?「予測不能なMIZUTANIワールド」を印象づける内容となっている。
ポスタービジュアルは、登場人物6人の姿が油絵で描かた、アート作品のような一枚。劇中でも重要なモチーフとなる“油絵”を象徴的に取り入れ、作品のテーマである「ART」を表現したデザインとなっている。
水谷監督は「実は脚本は2022年の段階で出来ていました。そのときは『いつかこんなことができたらいいなぁ』と思い描いていた作品でした」と制作の経緯を説明。「シーンの一つ一つが絵画のように美しく、切り取って壁に飾りたくなるような映像を創ろうと考えました」と語る。
完成した作品を初めて観たときには「ようやく始まったな」と感じたという水谷。「自分の世界がついに始まったんだなぁという感覚。それはまさに僕の『ピッコラ・フェリチタ』でした」と振り返り、「ぜひこの映画を観て、それぞれの“小さな幸せ”を見つけていただけたらうれしいです」と呼びかけている。
そして今回、劇場公開に先立って「映画館のない地域でも上映したい」「全国のたくさんの人に映画を届けたい」という強い思いから、水谷監督自らフィルムと共に全国各地を巡る上映会を開催することが決定。スタートとなるのは、4月24日、兵庫・淡路島で開催される「うみぞら映画祭2026」。今年で10周年を迎える同映画祭の前夜祭でセレモニーと映画の初上映が行われ、その後全国の上映会および劇場で順次公開される。
なお、水谷豊が自身の映画監督としての歩みを語る書籍『YUTAKA MIZUTANI』(仮題)(発行:A PEOPLE)も5月に発売予定となっている。
■水谷豊のコメント(全文)
実は本作の脚本は2022年の段階で出来ていたんです。その時は「いつか、こんなことが出来たらいいなぁ」と自分の思い描く世界を書き上げたものでした。それから2年後の2024年。とあるタイミングでこの脚本の存在をふと思い出し、「そうだ、今度はこれをしっかり形にしよう」と思い立ったわけです。
それから撮影監督の会田さんとの話し合いで、今作のテーマはお互いに“アート”でいこうとなりました。つまり何気ない日常と人間模様の中の小さな幸せを描きながらも、「シーンの一つ一つが絵画のように美しく、切り取って壁に飾りたくなるような映像を創ろう」と。そう考え始めると撮りたいイメージが次から次に浮かんできました。
そして出来上がった作品を初めて観たときに、「ようやく始まったな」と感じました。自分の世界がついに始まったんだなぁという感覚。長くこの業界にいますが、これまでそんなことを思ったことはありませんでした。それはまさに僕の「ピッコラ・フェリチタ」でした。
今回は劇場のみにとどまらず全国各地を巡る上映会という形式でもお届けいたします。ぜひこの映画を観ていただき、皆さんそれぞれの“小さな幸せ”を見つけていただけるとうれしいです。
本作は、水谷にとって監督第4作となる意欲作。「Piccola felicita(ピッコラ フェリチタ)」は、イタリア語で「小さな幸せ」という意味。水谷が企画、監督、脚本、プロデュース、主演の“1人5役”を担い、「ART(アート)」をテーマにした独自の世界観で、人生の転機を迎えた人々が向き合う複数のエピソードから構成され、それぞれの運命が思いもよらない結末へと導かれていく。
キャストには、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞、趣里、橋本淳らが参加し、4つのストーリーを彩る。撮影監督には長年「相棒」シリーズでタッグを組んできた会田正裕、音楽は水谷の前作『太陽とボレロ』(2022年)でも劇伴を手掛けた山元よしきを迎えた。
作品では、物語ごとに「オレンジ」「グリーン」「マゼンタ」といったテーマカラーを設定。色彩豊かな映像と多彩な音楽が融合し、「すべてのショットが壁に飾りたくなるような美しさ」を目指したアート性の高い映像表現が見どころとなる。
ところが、静かな日常の風景から一転、飛び降り自殺を図る男や舞う札束、燃え上がる炎、男と女、感情の爆発…、先の読めない展開が畳み掛けるように映し出される。そして、「優しさが映画の結末を変えた――」という言葉の意味とは?「予測不能なMIZUTANIワールド」を印象づける内容となっている。
ポスタービジュアルは、登場人物6人の姿が油絵で描かた、アート作品のような一枚。劇中でも重要なモチーフとなる“油絵”を象徴的に取り入れ、作品のテーマである「ART」を表現したデザインとなっている。
水谷監督は「実は脚本は2022年の段階で出来ていました。そのときは『いつかこんなことができたらいいなぁ』と思い描いていた作品でした」と制作の経緯を説明。「シーンの一つ一つが絵画のように美しく、切り取って壁に飾りたくなるような映像を創ろうと考えました」と語る。
完成した作品を初めて観たときには「ようやく始まったな」と感じたという水谷。「自分の世界がついに始まったんだなぁという感覚。それはまさに僕の『ピッコラ・フェリチタ』でした」と振り返り、「ぜひこの映画を観て、それぞれの“小さな幸せ”を見つけていただけたらうれしいです」と呼びかけている。
そして今回、劇場公開に先立って「映画館のない地域でも上映したい」「全国のたくさんの人に映画を届けたい」という強い思いから、水谷監督自らフィルムと共に全国各地を巡る上映会を開催することが決定。スタートとなるのは、4月24日、兵庫・淡路島で開催される「うみぞら映画祭2026」。今年で10周年を迎える同映画祭の前夜祭でセレモニーと映画の初上映が行われ、その後全国の上映会および劇場で順次公開される。
なお、水谷豊が自身の映画監督としての歩みを語る書籍『YUTAKA MIZUTANI』(仮題)(発行:A PEOPLE)も5月に発売予定となっている。
■水谷豊のコメント(全文)
実は本作の脚本は2022年の段階で出来ていたんです。その時は「いつか、こんなことが出来たらいいなぁ」と自分の思い描く世界を書き上げたものでした。それから2年後の2024年。とあるタイミングでこの脚本の存在をふと思い出し、「そうだ、今度はこれをしっかり形にしよう」と思い立ったわけです。
それから撮影監督の会田さんとの話し合いで、今作のテーマはお互いに“アート”でいこうとなりました。つまり何気ない日常と人間模様の中の小さな幸せを描きながらも、「シーンの一つ一つが絵画のように美しく、切り取って壁に飾りたくなるような映像を創ろう」と。そう考え始めると撮りたいイメージが次から次に浮かんできました。
そして出来上がった作品を初めて観たときに、「ようやく始まったな」と感じました。自分の世界がついに始まったんだなぁという感覚。長くこの業界にいますが、これまでそんなことを思ったことはありませんでした。それはまさに僕の「ピッコラ・フェリチタ」でした。
今回は劇場のみにとどまらず全国各地を巡る上映会という形式でもお届けいたします。ぜひこの映画を観ていただき、皆さんそれぞれの“小さな幸せ”を見つけていただけるとうれしいです。
2026/03/06