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スピルバーグ最新作『ディスクロージャー・デイ』 2026年夏、日本公開決定
 現代映画史の頂点を築き上げてきた映画監督スティーヴン・スピルバーグの最新作『DISCLOSURE DAY(原題)』が、『ディスクロージャー・デイ』の邦題で、2026年夏に日本公開されることが決定した。あわせて、特報映像が初解禁され、その全貌の一端が明らかになった。

エミリー・ブラント主演、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』2026年夏公開決定 (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

エミリー・ブラント主演、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』2026年夏公開決定 (C) Universal Studios. All Rights Reserved.

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 『E.T.』(1982年)や『A.I.』(2001年)をはじめ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)では製作総指揮を務めるなど、50年以上にわたり数々の名作を世に送り出してきたスピルバーグ。世代を超えて支持され続けるその創造力が、再び“未来”を舞台に解き放たれる。

 「ディスクロージャー・デイ」とは「開示の日」の意味。特報映像では、不穏なナレーションとともに幕を開ける。ニュース番組のスタジオで、天気予報キャスターを務める女性(エミリー・ブラント)が、いつも通り天気を伝える中、次第にその声が異変を帯びていく。不気味で異質なその“音”は、フロアにいるスタッフ全員を動揺させる。続く映像は、森の動物たちが何かに導かれるように集まっていく不可思議な光景だ。

 一見なんの関係性も無さそうな映像だが、「この果てしない宇宙を創って/人類だけに託すかしら?」というナレーションに、人々が抱いてきた前提そのものが揺らぐ予感を漂わせる。

 さらに謎の男性(ジョシュ・オコナー)が、「全人類はその真実を知る権利がある。“開示”する/全世界に一斉に」と続け、人類史を揺るがすほどの、とてつもなく大きな事実が公開されることを告げる…。

 ほんの数秒にも関わらず、思わず引き込まれてしまう強烈なインパクトを残す映像と、壮大でリアリティあふれる物語。これまで数々の映画史を塗り替え、その度に我々に新しい地平を見せてくれたスピルバーグの真骨頂を予感させる、至極の映像になっている。

 本作は、スピルバーグ自身の原案をもとに、脚本をデヴィッド・コープが担当。コープはこれまで『ジュラシック・パーク』(1993年)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)、『宇宙戦争』(2005年)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)など、スピルバーグ作品を支えてきた名脚本家で、両者のタッグによる作品群は全世界で累計30億ドル以上の興行収入を記録している。

 キャストも実力派が顔をそろえる。主演は、アカデミー賞ノミネート歴を持ち、全米映画俳優組合賞(SAG)賞受賞のエミリー・ブラント。共演には、エミー賞・ゴールデングローブ賞受賞のジョシュ・オコナー、アカデミー賞受賞のコリン・ファースのほか、U2 のボノの娘であるイヴ・ヒューソン、コールマン・ドミンゴら世界的評価を受ける俳優陣が名を連ねる。

 もし、私たちがこの宇宙で“ひとりではなかった”と知ったら――もし誰かがそれを示し、証明してみせたとしたら、あなたは恐怖を感じるだろうか。近年はドラマ作品にも注力してきたスピルバーグだが、『E.T.』『A.I.』『マイノリティ・リポート』(2002年)といった壮大なスペクタクルで観客を魅了してきた“スピルバーグSF”が、ここに新たな形で甦る。

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  • エミリー・ブラント主演、スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』2026年夏公開決定 (C) Universal Studios. All Rights Reserved.
  • スティーヴン・スピルバーグ監督(C) Universal Studios. All Rights Reserved.

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