気持ち良さそうにお昼寝をしている1歳の男の子の横でトイプードルのレオくんが、“警戒モード”全開になる。男の子の身に危険が及ばないように全力で守ろうとする様子を収めた動画が49.9万回再生を超える反響を呼び、「愛の塊」「ステキな兄弟愛を感じます」「最高のボディガード」などと、コメントが寄せられた。この動画を撮ったときの状況や息子さんとレオくんの関係性などについて、お母さんに話を聞いた。

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◆「本能で守りに行く姿に毎回感動しています」　1歳児のお昼寝を全力で守るトイプードル

――動画「息子くんがお昼寝を開始すると必ず警戒モードになるレオ」が話題になりました。息子さんがお昼寝をした際のレオくんの普段の様子を教えてください。

「息子がお昼寝を開始すると、レオは豹変します。普段はとても温厚な性格なのですが、“守り”が強くなり、ずーっと息子の横に…。本能で守りに行く姿に、私は毎回感動しています」

――息子さんの危険を察知し、レオくんがナイスアシストをした出来事などはありますか？

「まだ息子が歩けなかった頃、ソファーから落ちそうになったことがありました。そのとき、ソファーの下にいたレオが息子のズボンを口で噛み、落ちるのを防いでくれました。あのときは感動しましたし、完全に守ってくれていましたね」

――息子さんとレオくん、それぞれの性格や関係性を教えてください。

「息子は陽キャです。レオは普段はとても温厚ですが、息子が寝ると本当にスイッチが入り、怖いくらい“守り”に入ります。基本的にはいつもレオが息子の横にいてとても微笑ましいです」

――ふたりはどのように仲を深めっていったのでしょうか？

「生後4ヵ月頃から本格的に一緒の空間で生活させるようになり、そこからレオが深い愛情表現を徐々に息子に対して見せるようになりました。遊ぶ、見守る、一緒に寝るをくり返すようになり、今があります」

――息子さんとレオくんの最近の仲良しエピソードは？

「息子が牛乳を飲むときはレオが見守るのですが、息子はレオに見守られていてうれしいのか、メリーゴーランドのようにクルクルと回っています。こちらはこぼしそうになるのでハラハラドキドキですが…（笑）。あと、レオのおやつを息子が取ったときに、息子に『返して！』とレオが一生懸命に歩み寄る姿が、見ていて面白いです」

◆「お互いにやさしく接するようにする」　子どもとワンちゃんの関わりで気をつけていること

――幼い子どもが動物と接する際は、怪我などの注意も必要です。普段からどのようなことに気をつけていますか？

「息子が食事をするときは、レオには一旦ハウスに入ってもらうようにしています。玉ねぎなどの犬にとって危険な食べ物は、特に注意しています。また、レオのおもちゃやおやつ、エサを息子の口に絶対に入らないように、かなり気をつけています」

――子育てや動物と生活する中で、大切にしていることを教えてください。

「特に大切にしているのは、お互いにやさしく接することです。レオにも息子にも『やさしくするんだよ』という声かけを夫婦でしています。レオが息子にやさしく接したら、過剰なくらいにたくさん褒めてあげます。逆に、息子のおもちゃを噛むとか食べ物を奪うなど、ダメなことをしたときにはしっかりと叱ります」

――息子さんには？

「息子も同じで、レオにはやさしく接するをテーマにしています。また、『おはよう』『おやすみ』『バイバイ』などと、レオと積極的に会話をするように促してもいます。そうすることで、お互いが自然とやさしくなるかなと思い、大切にしています」

――幸せを感じる瞬間は？

「レオと息子が本当に兄弟のように仲良くしていること、一緒に横に座ってベッタリとくっついていること。それが自然体で一番幸せなことかもしれません。あと、レオに見守られながら息子が深い眠りについたときに、レオも息子の横でヘソ天で寝ている姿を見ると、レオもリラックスしているんだなと幸せを感じます」