都内で開催中の「第38回東京国際映画祭」で29日、黒澤明監督作『羅生門 4Kデジタル修復版』が上映された。会場となった TOHOシネマズ日比谷シャンテ には多くの外国人観客の姿が見られ、上映後には大きな拍手が沸き起こった。 同映画祭では、4年前に「黒澤明の愛した映画」コーナーを創設。日本を代表する映画監督・黒澤明は、生前「黒澤シアター」という映画館を持ちたいという夢を語っていたという。上映後のトークイベントで、黒澤監督を伯父に持つ映画評論家で黒澤明賞コーディネーターの島敏光氏は、当時の監督の言葉として次のように紹介した。「日本では『いいな』と思う映画ほど長く上映されない。そして古い、いい映画を見る機会が少なくなっている。だから自分はそういう映画を多くの人に見てもらいたい。そういう黒澤シアターを作りたい」。
2025/10/30