今年5月にフランスで開催された「第78回カンヌ国際映画祭」の監督週間で、日本人として史上最年少の26歳で選出された団塚唯我監督の初長編作品『見はらし世代』。10月10日からの劇場公開を前に、オリコンニュースのYouTubeチャンネルにて20分に及ぶ本編冒頭映像がプレミア公開された(2週間限定無料公開)。物語の始まりを告げる20分間がひと足先に幕を開ける。 本作は、団塚監督によるオリジナル脚本。主人公の青年・蓮(黒崎煌代)、結婚を控え将来に迷う姉・恵美(木竜麻生)、家族と疎遠になったランドスケープデザイナーの父・初(遠藤憲一)――。渋谷の街を舞台に、ばらばらになった家族が再び関係を見つめ直そうとする姿を描く。新人監督ならではの瑞々しい感性で、現代的な都市の風景と、普遍的な家族の機微を繊細に重ね合わせた人間ドラマ。
2025/10/09