デビュー作『同志少女よ、敵を撃て』にて「2022年本屋大賞」を受賞した作家・逢坂冬馬さんと、米『TIME』誌で「2023年の必読書100」に選出された作家・青山美智子さんによるトークイベントが先ごろ、東京・LIFORK大手町で開催された。最新作『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)が「第173回直木賞」ノミネート作としても注目を集めた逢坂さんは、来場者を前に同作の執筆秘話などを語った。■青山作品が『ブレイクショットの軌跡』執筆への原動力に 今年3月に刊行された『ブレイクショットの軌跡』は、逢坂さんが初めて現代日本を舞台にした連作長篇だ。蝶の羽ばたきが巡り巡って海の向こうまで影響を与えるバタフライエフェクトのように、異なる物語が連鎖していく。逢坂さんはイベント冒頭、同作は青山美智子さんの巧みな連作集の数々を手本にしたものと明かした。
2025/07/25