新型コロナウイルス禍の“最前線”を描いた映画『フロントライン』(公開中)。本作は、2020年、横浜港に停泊中の豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号で発生した集団感染を、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。DMAT(災害派遣医療チーム)、厚生労働省、メディア、乗客、乗員ら多様な視点から、当時の混乱と苦悩を克明に描き出している。 そんな本作で、DMAT指揮官であり救急医の結城英晴役を演じた小栗旬の強い希望により、物語の舞台となったダイヤモンド・プリンセス号との“初対面”が実現。沖縄に停泊中の船を訪れた。森七菜が演じた羽鳥寛子のモデルであり、当時同船のフロントデスククルーだった和田祥子氏が同行した。
2025/07/05