全世界を熱狂させ続けるエンターテインメントの金字塔『スター・ウォーズ』。その世界最大級の公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が、18日から20日にかけて千葉・幕張メッセで開催された。日本での開催は2008年以来17年ぶり、今回が2回目となった。
ルーカスフィルムによると、今回のセレブレーションのチケットは史上最速で完売。世界125の国・地域から10万5000人以上のファンが来場した。
そんな会場内で特に来場者の注目を集めていたのが、「Disney+(ディズニープラス)」で配信中のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のブースに併設されたファングループによる「プロジェクト茶屋」だ。
Volume 1の人気エピソード『The Duel』(神風動画/監督:水野貴信)に登場するドロイドやキャラクターを、ファンの手作りで立体化。日本の伝統的な茶屋をモチーフにした展示は、多くの来場者の撮影スポットとなっていた。
この展示を手掛けたのは、日本在住のスター・ウォーズファンによるスペシャルチーム。会社員もいれば、イラストレーター・デザイナー・声優として活動している人も。それぞれの得意分野を活かして製作を担当した。ドロイドやプロップ、コスチュームなど、細部まで『The Duel』の世界観を忠実に再現している。
プロジェクトの製作総指揮を務め、セレブレーション期間中は、『The Duel』に登場する人気キャラクター“浪人”に扮していた宮川兼一さんに話を聞いた。
──3日間を終えて、どのように振り返りますか?
【宮川】2年前に日本開催が決定して、“日本らしさ”を世界中のファンに感じてもらいたいと思いました。『スター・ウォーズ』で日本らしいものといえば、私の中でまず浮かんだのが『The Duel』。そこから構想を練り、ルーカスフィルムにプレゼンした結果、ファンコーナーをつくることができました。こうして多くの方に喜んでいただけたのは、本当にうれしいです。大成功だったと思います。
──一番苦労した点は?
【宮川】『The Duel』はモノクロ作品なんですよね。あの白黒の世界観、まるで黒澤明監督の映画のような雰囲気をどう立体で再現するかが難しかったです。
──反響で特に印象的だったことは?
【宮川】僕たちは、ただのスター・ウォーズファンなんです。来場者と同じ立場で、普段はコスプレを楽しんでいる。今回、キャスリーン・ケネディさん(ルーカスフィルム社長)が見に来てくれて、「一番素晴らしいブースだ」と言ってくださったのは、本当に光栄で…泣きそうになりました。
──次回ロサンゼルス開催に向けての“新たなる希望”は?
【宮川】ぜひ次回ロサンゼルスでも何かやりたいですね。もう、今日から企画を考え始めたいです!
──スター・ウォーズファンの“愛すべきところ”とは?
【宮川】国籍、年齢、職業…すべて関係ないんですよ。スター・ウォーズが好きという気持ちだけで、世界中から人が集まり、仲良くなれる。それが一番の魅力です。
■『スター・ウォーズ:ビジョンズ』/『The Duel』とは
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のオリジナルコンテンツとして、2021年に誕生。ジョージ・ルーカスが黒澤明作品や日本文化から多大な影響を受けて制作した『スター・ウォーズ』の創造のルーツとも言える日本、その日本が得意とするアニメーションのクリエイターたちとルーカスフィルムがタッグを組み実現した、一大アニメプロジェクト。
日本のアニメーションスタジオが「スター・ウォーズ」の世界を大胆に、想像力豊かに解釈した短編アニメーション全9作品が生まれ、ファンと批評家の両方から絶大な人気を博した。
その中の1つが、『The Duel』。謎めく過去を持つ浪人の男とドロイド。旅の途中、立ち寄ったとある村は、長い間、野盗集団による過酷な暴力の犠牲となっていた。村人たちは意を決し、少しずつ集めた金で雇った用心棒たちと行動を起こす。野盗集団と用心棒たちの戦い。当初は優勢にみえた用心棒たちだったが、現れた野盗の女ボスによって形勢は逆転する…番傘型の赤いセーバーを携えた彼女はシスだったのだ。一部始終を見ていた浪人は真っ直ぐシスの元へと向かっていく――というストーリー。
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は2023年に、イギリス、スペイン、アイルランド、チリ、韓国、フランス、インド、アメリカ、南アフリカ、日本など、世界各国のスタジオによる作品を収録したVolume 2を配信。
そして、再び日本のスタジオによる9作品を収録するVolume 3の配信が10月29日に決定。『The Duel』の続編となる『The Duel Payback』(神風動画+ANIMA/監督:水野貴信)も含まれている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ルーカスフィルムによると、今回のセレブレーションのチケットは史上最速で完売。世界125の国・地域から10万5000人以上のファンが来場した。
そんな会場内で特に来場者の注目を集めていたのが、「Disney+(ディズニープラス)」で配信中のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のブースに併設されたファングループによる「プロジェクト茶屋」だ。
Volume 1の人気エピソード『The Duel』(神風動画/監督:水野貴信)に登場するドロイドやキャラクターを、ファンの手作りで立体化。日本の伝統的な茶屋をモチーフにした展示は、多くの来場者の撮影スポットとなっていた。
この展示を手掛けたのは、日本在住のスター・ウォーズファンによるスペシャルチーム。会社員もいれば、イラストレーター・デザイナー・声優として活動している人も。それぞれの得意分野を活かして製作を担当した。ドロイドやプロップ、コスチュームなど、細部まで『The Duel』の世界観を忠実に再現している。
プロジェクトの製作総指揮を務め、セレブレーション期間中は、『The Duel』に登場する人気キャラクター“浪人”に扮していた宮川兼一さんに話を聞いた。
──3日間を終えて、どのように振り返りますか?
【宮川】2年前に日本開催が決定して、“日本らしさ”を世界中のファンに感じてもらいたいと思いました。『スター・ウォーズ』で日本らしいものといえば、私の中でまず浮かんだのが『The Duel』。そこから構想を練り、ルーカスフィルムにプレゼンした結果、ファンコーナーをつくることができました。こうして多くの方に喜んでいただけたのは、本当にうれしいです。大成功だったと思います。
──一番苦労した点は?
【宮川】『The Duel』はモノクロ作品なんですよね。あの白黒の世界観、まるで黒澤明監督の映画のような雰囲気をどう立体で再現するかが難しかったです。
──反響で特に印象的だったことは?
【宮川】僕たちは、ただのスター・ウォーズファンなんです。来場者と同じ立場で、普段はコスプレを楽しんでいる。今回、キャスリーン・ケネディさん(ルーカスフィルム社長)が見に来てくれて、「一番素晴らしいブースだ」と言ってくださったのは、本当に光栄で…泣きそうになりました。
──次回ロサンゼルス開催に向けての“新たなる希望”は?
【宮川】ぜひ次回ロサンゼルスでも何かやりたいですね。もう、今日から企画を考え始めたいです!
──スター・ウォーズファンの“愛すべきところ”とは?
【宮川】国籍、年齢、職業…すべて関係ないんですよ。スター・ウォーズが好きという気持ちだけで、世界中から人が集まり、仲良くなれる。それが一番の魅力です。
■『スター・ウォーズ:ビジョンズ』/『The Duel』とは
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のオリジナルコンテンツとして、2021年に誕生。ジョージ・ルーカスが黒澤明作品や日本文化から多大な影響を受けて制作した『スター・ウォーズ』の創造のルーツとも言える日本、その日本が得意とするアニメーションのクリエイターたちとルーカスフィルムがタッグを組み実現した、一大アニメプロジェクト。
日本のアニメーションスタジオが「スター・ウォーズ」の世界を大胆に、想像力豊かに解釈した短編アニメーション全9作品が生まれ、ファンと批評家の両方から絶大な人気を博した。
その中の1つが、『The Duel』。謎めく過去を持つ浪人の男とドロイド。旅の途中、立ち寄ったとある村は、長い間、野盗集団による過酷な暴力の犠牲となっていた。村人たちは意を決し、少しずつ集めた金で雇った用心棒たちと行動を起こす。野盗集団と用心棒たちの戦い。当初は優勢にみえた用心棒たちだったが、現れた野盗の女ボスによって形勢は逆転する…番傘型の赤いセーバーを携えた彼女はシスだったのだ。一部始終を見ていた浪人は真っ直ぐシスの元へと向かっていく――というストーリー。
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は2023年に、イギリス、スペイン、アイルランド、チリ、韓国、フランス、インド、アメリカ、南アフリカ、日本など、世界各国のスタジオによる作品を収録したVolume 2を配信。
そして、再び日本のスタジオによる9作品を収録するVolume 3の配信が10月29日に決定。『The Duel』の続編となる『The Duel Payback』(神風動画+ANIMA/監督:水野貴信)も含まれている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
このニュースの流れをチェック
- 1. 「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」が開幕 世界中からファン集結
- 2. ショーン・レヴィ監督×ライアン・ゴズリングのタッグで「スターウォーズ」新作映画 秋から撮影開始 2027年公開へ
- 3. 【SWCJ】『マンダロリアン&グローグー』ペドロ・パスカル&シガーニー・ウィーバーがサプライズ登場
- 4. 「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」開幕!新作映画発表・グローグー初来日など話題満載【Day1】
- 5. 【SWCJ】『マンダロリアン&グローグー』キャスト&スタッフが「スター・ウォーズねぶた」を見学
- 6. 【SWCJ】ダース・モールが主役のアニメシリーズ制作中 サム・ウィットワーがサプライズ登壇
- 7. 「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」ジェダイの師弟コンビ登場に湧く【Day2】
- 8. 【SWCJ・速報】『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume 3、10月配信&『9人目のジェダイ』シリーズ化を発表
- 9. 【現地レポート】スター・ウォーズファンが爆買い 高額グッズも完売の大盛況
- 10. SWセレブレーションで盛り上がる“スワッグ文化” フォースで通じ合える自主グッズ交換の輪
- 11. 「スター・ウォーズ・セレブレーション ジャパン」閉幕、次回はロサンゼルスで公開50周年を祝う【Day3】
- 12. スター・ウォーズ愛、幕張に集結!ファンが創った“茶屋”ブース ルーカスフィルムが絶賛
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※作品の配信状況は公式サイトでご確認ください。

2025/04/21