なにわ男子・長尾謙杜、俳優の當真あみが25日、大阪市内で映画『おいしくて泣くとき』（4月4日公開）の特別試写会に参加した。

【集合カット】サプライズ登場で会場をわかせた當真あみ&長尾謙杜ら

　横尾初喜監督と撮影の裏側を語り、映画の見どころについて、當真は「図書館のシーン」と答え、劇中の2人の「ぎこちない距離感」がポイントだとした。対して、長尾は「ポスターに映っている」場面を挙げた。

　具体的には「丘の上でクローバーを探しているシーン」で、長尾は「この作品のキーとなっている」とアピール。撮影の時間や芝居の関係で、一発撮りだったという。「新鮮味を出すために深く打ち合わせをしていないし、ドライもほとんどせず、本番ぶっつけ。リアルな感じがでている」と語り、「撮影の年月がそこに詰まってる」と続けた。

　今作は、作家・森沢明夫氏が“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描いた同名小説が原作。初恋、友情、突然の別れ…その30年後に別れの秘密が明かされる、一生に一度の切ないラブストーリー。

　幼いころに母親を亡くした心也（長尾）と、家に居場所がない夕花（當真）。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成し、距離を縮めていくが、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう…。