俳優の生田斗真が主演を務める日本テレビ系ドラマ『俺の話は長い 〜2025・春〜』が、5年ぶりに復活し、3月30日、4月6日の2週連続で午後10時30分から午後11時25分まで放送される。それに合わせて、Huluオリジナルストーリー『海星のクラッチ日誌』が各話放送終了後から配信されることが24日、発表された。

【場面写真】バー「クラッチ」に集う人々

　同シリーズは2019年10月期に同局系で放送された脚本・ 金子茂樹氏による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満（生田）とその家族が奏でる究極のホームドラマ。前作は、第38回向田邦子賞を受賞した。

　今作『俺の話は長い 〜2025・春〜』は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き満の義理の兄・秋葉光司（安田顕）、姉・秋葉綾子（小池栄子）、姪・秋葉春海（清原果耶）、母・岸辺房枝（原田美枝子）、行きつけのバー店長・駒野海星（杉野遥亮）、喫茶店の常連客・牧本求（西村まさ彦）らも出演する。

　オリジナルストーリーは前編「ワインのあとで…」（30日放送終了後〜）、後編「さくら餅のあとで…」（4月6日放送終了後）の2作。主人公は、満の行きつけのバー「クラッチ」の雇われ店長・海星。客の相手をしているとき本当のところ何を考えているのか、満きっかけで次々とやってくる岸辺家、秋葉家の面々の相談事や家族の絆を優しく受け止めつつ、全力で見守りもてなす海星の思いと生きざまが描かれる。地上波放送本編のシーンとつながる、海星とレギュラーメンバーの本編後日談としても楽しめる。

【コメント】
■杉野遥亮（駒野海星役）
台本を読んで、あ、え、海星ってこんな人だったの!?と思いました。5年前にはお会いすることができなかった方々に会えたり、本編の裏ではこういうことがあったのね！と、思ったり、クラッチってそういう店なんだ。と思ったり、初めて知ることが多かったです。本編を見てクラッチに訪れてみたくなった方はぜひ、よろしくお願いします！

■櫨山裕子氏（プロデューサー）
『俺の話は長い』チームの総力を結集！出演者全員野球でお送りします。ちょっとテキトー、たまに千里眼の駒野海星。岸辺一家を長いこと見守ってきました。そう、彼も岸辺家の家族の一員なのです。今回はそんな海星のヘンな一面をふんだんにお見せしつつ、岸辺家をこよなく愛する彼の愛の行方を描きます。