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【第97回アカデミー賞】低予算インディーズ『Flow』が長編アニメーション映画賞

 世界最高峰の映画の祭典「第97回アカデミー賞」の授賞式が、現地時間2日(日本時間3日午前)に米ロサンゼルスで開催された。長編アニメ映画賞は、ラトビア出身の30歳の新鋭、ギンツ・ジルバロディス監督による『Flow』(3月14日公開)が受賞した。

『Flow』(3月14日公開) (C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

『Flow』(3月14日公開) (C)Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

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【動画】アニメーション映画『Flow』日本版本予告


 同映画は、世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫が新たな居場所を求めて旅をするストーリー。流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われながら、少しずつ友情を育み、たくましくなっていく。彼らは運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは?

 人間が登場しないためせりふがなく、映像だけでストーリーを語るスタイルが特徴的。また、「Blender」というオープンソースソフトウェアを使用し、約6億円という低予算で制作されたことも話題に。すでに全世界興行収入2000万ドル(約30億円)超えの大成功を収めている。

 「第82回ゴールデングローブ賞」で、『インサイド・ヘッド2』『野生の島のロズ』『モアナと伝説の海2』らビッグタイトルをおさえてアニメーション映画賞を受賞。アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞では、長編インディペンデント作品賞、脚本賞を受賞し、先日発表されタインディペンデント・スピリット映画賞では、アニメーション作品で初めて外国映画賞を受賞。さらに、アカデミー賞の歴史にもその名を刻むこととなった。

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