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ジョージ・ルーカス、80歳に 『スター・ウォーズ』誕生までの一大叙事詩『ルーカス・ウォーズ』発売

 5月14日はジョージ・ルーカスの誕生日、1944年生まれで今年80歳になる。フランス現地時間14日に開幕する「第77回カンヌ国際映画祭」にて、「名誉パルムドール」の受賞も発表されている。しかし、その名誉を手にするまでの道のりは決して平坦ではなかった。

『ルーカス・ウォーズ』日本語版(発行:キネマ旬報社) (C)Editions Deman 2023

『ルーカス・ウォーズ』日本語版(発行:キネマ旬報社) (C)Editions Deman 2023

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 その生い立ちから、『スター・ウォーズ』が誕生するまでの人生を変える人との出会い、構想から制作、数々の苦悩と挑戦、そしてそれを支えてきた恋人や友人たちとのエピソードが深く語られた著書『ルーカス・ウォーズ』の日本語版が発売されている(発行:キネマ旬報社)。

 もはやそれ自体が壮大な一大叙事詩ともいえる同書は、フランスで5万部が即日完売した。また、バンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)というスタイルがビジュアルにも強く訴えかけ、深い没入感を演出している。

 帯コメントを依頼された山崎貴監督は、同書のゲラ(校正刷り)の一部が届いて即日に、「読み始めたら止まらなくなってマズいです。早く続きを!ワクワクして眠れません(笑)」と、コメントを寄せたという。5月4日「スター・ウォーズの日」より発売中。価格は4620円(税込)、電子版は2500円(税込)。オンラインショップ限定、購入特典あり。

■概要

 1962年、カリフォルニア――『スター・ウォーズ』が全米公開される15年前、ひとりの青年が生死をさまよっていた。無謀な運転でカークラッシュを起こした、若き日のジョージ・ルーカスである。

 幼少期より他人の意見を聞かず自由気ままに生き、思春期には不良とつるんでいたルーカスに転機が訪れたきっかけはこの大事故だった。生きるチャンスを得たルーカスは、父親などの制止も振り切り映画の道を志す。

 学生時代、23歳で制作した『電子的迷宮/THX 1138 4EB』は、全米中の注目を浴び、同じく当時学生だったスティーヴン・スピルバーグと出会うこととなる。その後、ハリウッドに進出したルーカスは、フランシス・フォード・コッポラと出会い、意気投合。

 ゾエトロープ社の設立、『アメリカン・グラフィティ』の大ヒット、メジャーの階段を順調に駆け上ると思われたが…。その先には想像をはるかに超える数々の苦難が待ち受けていた。その苦難をいかにして乗り越え、『スター・ウォーズ』を完成させることができたのか。

 その裏側では、ルーカスのみならず数々の人物の奮闘、さまざまな奇跡やドラマが存在した。

■登場人物

 ジョージ・ルーカス/マーシア・ルー・グリフィン(マーシア・ルーカス)/ハリソン・フォードキャリー・フィッシャーマーク・ハミル/アレックス・ギネス/スティーヴン・スピルバーグ/フランシス・フォード・コッポラ/マーティン・スコセッシ/ブライアン・デ・パルマ/ジョディ・フォスター/クリストファー・ウォーケン/ジョン・ウィリアムズリドリー・スコットジェームズ・キャメロンほか

関連写真

  • 『ルーカス・ウォーズ』日本語版(発行:キネマ旬報社) (C)Editions Deman 2023
  • 山崎貴監督の帯コメント=『ルーカス・ウォーズ』日本語版(発行:キネマ旬報社) (C)Editions Deman 2023

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