北京五輪のスノーボード・ハーフパイプで金メダルに輝いた平野歩夢（25）が19日、公式サイトを通じて結婚したことを報告した。

　平野は「私事ではありますが、この度、結婚いたしました。これから新しい家族も増える予定です」と伝え、「いつも支えてくださる皆様、与えられた環境に感謝しながら、今後も新しい目標、新しい景色に向かって、日々挑戦を続けたいと思います。これからも宜しくお願いします」と結んだ。

　平野は1998年11月29日生まれ、新潟県出身。2014年ソチ、18年平昌五輪ハーフパイプ男子で銀メダルを獲得。ソチ五輪での15歳74日でのメダル獲得は、スノーボードにおける最年少のオリンピックメダリストとしてギネス世界記録にも認定された。20年東京五輪で新たに正式種目に加わったスケートボード「パーク」種目で日本代表入りを果たす。22年北京五輪では、半年間で夏冬2回の五輪を目指す偉業に挑戦して金メダルを獲得、同年紫綬褒章を受章した。