最新の映画動員ランキング（3月15日〜17日の3日間集計、興行通信社調べ）は、謎のクリエイター・雨穴による人気YouTube動画を石川淳一監督が映画化した『変な家』が、初日から3日間で動員34万4000人、興収4億7400万円をあげ、初登場1位に輝いた。

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　オカルト専門の配信をする売れないYouTuber“雨男”こと雨宮を間宮祥太朗、雨宮のバディとなり不可解な間取りの謎を解明していく栗原を佐藤二朗、雨宮や栗原と真相解明に動くヒロイン・柚希を川栄李奈が演じている。

　2位は、前週と同じく『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』が入り、週末3日間で動員28万8000人、興収3億5300万円を記録。累計成績は動員141万人、興収17億円を突破した。

　3位には、前週1位に返り咲いた『劇場版ハイキュー！！ ゴミ捨て場の決戦』が続き、週末3日間で動員24万5000人、興収3億6300万円となり、興収では2位の『映画ドラえもん〜』を上回った。累計成績は動員491万人、興収70億円を早くも突破した。

　5位には、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演、ゼンデイヤ共演によるSFアクションの続編『デューン 砂の惑星 PART2』が初登場。新たに宇宙帝国の皇女イルラーン役としてフローレンス・ピュー、シャラメ演じるポールの命を狙うハルコンネン家の跡取り、フェイド＝サウラ役としてオースティン・バトラーが参加している。

　6位には、藤もも氏による少女漫画を、宮世琉弥と原菜乃華のダブル主演で実写化した『恋わずらいのエリー』がランクイン。監督は三木康一郎、共演は西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大、ほか。

　7位には、イルミネーション・スタジオが渡り鳥一家の初めての冒険を描いたアニメーション『FLY！／フライ！』が初登場。監督はバンジャマン・レネール、日本語吹替版では堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒーらが参加している。

　また、先日の「第96回アカデミー賞」で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』が4位に、長編アニメーション映画賞を受賞した『君たちはどう生きるか』が8位に再登場した。『ゴジラ-1.0』は動員420万人、興収64億円、『君たちはどう生きるか』は動員612万人、興収90億円を突破している。

■全国映画動員ランキングトップ10（3月15日〜17日）

1（NEW）変な家（公開週1）
2（2→）映画ドラえもん のび太の地球交響楽（シンフォニー）（3）
3（1↓）劇場版ハイキュー！！ ゴミ捨て場の決戦（5）
4（−）ゴジラ-1.0（20）
5（NEW）デューン 砂の惑星PART2（1）
6（NEW）恋わずらいのエリー（1）
7（NEW）FLY！／フライ（1）
8（−）君たちはどう生きるか（36）
9（4↓）機動戦士ガンダムSEED FREEDOM（8）
10（5↓）マッチング（4）
※11（11→）「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ（7）