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二宮和也、無意識だった演技のクセを自覚「やってるね…」 映画『アナログ』コメンタリー映像を一部公開

 二宮和也が主演し、昨年10月に公開された映画『アナログ』Blu-ray&DVDの豪華版(27日発売)に収録されるビジュアルコメンタリーの一部が公開された。二宮とコメンタリー収録は初だというタカハタ秀太監督、波瑠による本編のような穏やかで落ち着いた雰囲気で進行した収録では、演技派の2人ならではのエピソードが飛び出した。

映画『アナログ』に出演する二宮和也、波瑠(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

映画『アナログ』に出演する二宮和也、波瑠(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

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 今作はビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋小説を映画化。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。いつの時代も変わらない愛の原点=好きな人にただ会える喜びを描いた懐かしくて新しいラブストーリーとなっている。

 コメンタリーでは現場での様子、ロケでの出来事、演技や演出を語り合い、いかに3人が本作品へ強い思いを持っているかが感じられるファンにはたまらない内容の濃いものに。今回はその中から特別に4シーンを公開する。

 タカハタ監督の撮影現場はテストなしの本番で対応するスタイル。そんな緊張感が伴う撮影を「役者の人たちはワクワクする人が多いんでしょうね?」という二宮に、タカハタ監督は「上手な人はそうなんじゃないですか?」とさりげない褒め言葉を。「俺、上手なんだ…」とほくそ笑む二宮と、うなずいて彼を褒める波瑠に、「2人ともお上手ですよ」とほほ笑む監督。この信頼関係がスクリーンに現れている。

 悟(二宮)とみゆき(波瑠)が仲良くなるきっかけの一つとなった、みゆきのバッグ。二宮がバッグをカバンと言ってしまい、監督がそこはバッグでと言っても「自分の人生でバッグって言ったことがない」とゆずらず攻防戦に。最終的には監督が押し切り“バッグ”になったという裏側が明かされる。

 みゆきに会えず、酔っ払いながら気持ちを吐露する悟。ソファに倒れ込んで一瞬息を止めてからプーっと吐き出す様子を監督が「この息を止めてプーの感じ、二宮君の得意技」と指摘する。改めてシーンを見た二宮は「やってるね…無意識にやってるね」自分でも気が付かなかった演技の癖を指摘されて驚がくしていた。

 いつもの喫茶店で出会う悟とみゆきの間で交わされる「こんにちは」。「このあいさつのシーンあまり台本にないって知ってましたか?」と波瑠に教えられてびっくりする二宮。監督は、自然とあいさつを交わす2人のこんにちはを大切にしたかったと告白。このさりげなく交わされる挨拶は互いを思う気持ちが感じられ、心温まるシーンとなっている。

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  • 映画『アナログ』に出演する二宮和也、波瑠(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
  • 映画『アナログ』展開図(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
  • 映画『アナログ』ポスタービジュアル(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
  • 映画『アナログ』ポスタービジュアル(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

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