ドラマ&映画 カテゴリ

俳優のリリー・フランキー(60)、木村多江(52)、高梨臨(35)が1日、パトリック・ディキンソンが監督を務めた日英合作映画『コットンテール』(3月1日公開)の初日舞台あいさつに登壇し、本作の見どころを語った。 本作は、学生時代にオックスフォード大学と早稲田大学で日本映画を学び、日本にも非常に造詣が深いイギリス人、パトリック・ディキンソン監督の長編劇映画デビュー作。日本人キャストによる日本の家族の物語を、東京とイギリスを舞台に描く。 長年人生を共に歩んできた妻・明子(木村)に先立たれた兼三郎(リリー・フランキー)は、明子の「イギリスのウィンダミア湖に遺灰を撒いてほしい」という最後の願いを叶えるため、長らく疎遠だった息子の慧(錦戸)とその妻・さつき(高梨)たちとイギリスへと旅立つ。しかし、互いに長年のわだかまりを抱えた兼三郎と慧はことあるごとに衝突してしまう。さらに兼三郎には、慧に言えない明子とのもう一つの約束があった…というストーリー。 リリーは満員の客席を眺め、「もっと小さな映画館でやると思っていましたし、会社にも『お客さん来ないよ?』って言っていたんです。それがこんなにたくさんの方に来ていただけて、本当にありがたい」と感謝した。 木村とは映画『ぐるりのこと。』(2008年公開)以来、16年ぶりの夫婦役。リリーは「16年も前になりますか…。16年前というと、前回はまだ童貞だった頃ですね」と会場の笑いを誘い、「その間にも共演はありました。だいたい多江ちゃんを介護したり、多江ちゃんが幽霊役だったり」と振り返った。 木村も続いて「やっと生きていられるようになってきた」とジョークを飛ばし、リリーは木村の出演作『リング』を例に「這い出てこられるほど、今のテレビは分厚くない。今の方はわからないと思いますが、昔はブラウン管テレビというのが主流でね」としみじみ語り、会場を盛り上げた。

この記事の画像

  • 夫婦役にしみじみしたことを語ったリリー・フランキー (C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席したリリー・フランキー (C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席した(左から)高梨臨、リリー・フランキー、木村多江 (C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席した木村多江 (C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席した高梨臨(C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席した高梨臨(C)ORICON NewS inc.
  • 『コットンテール』初日舞台あいさつに出席したリリー・フランキー (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索