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中島健人、日本作品が注目のアカデミー賞から刺激 30代への展望語る「映画のような人生を生きられたら」

 4人組グループ・Sexy Zone中島健人が、3月11日(※日本時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典『第96回アカデミー賞授賞式』をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継するWOWOWの番組に、スタジオゲストとして出演する。このほど、中島が、日本勢の受賞も期待される今年のアカデミー賞について、そして自身の未来について熱い想いを語った。

『第96回アカデミー賞授賞式』WOWOW中継番組にゲスト出演する中島健人 (C)WOWOW

『第96回アカデミー賞授賞式』WOWOW中継番組にゲスト出演する中島健人 (C)WOWOW

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 同局のアカデミー賞生中継への出演は今回で5回目となる中島。2020年『第92回アカデミー賞授賞式』で初めて現地のレッドカーペットからの中継で出演。その後、第93回、第94回の授賞式は日本のスタジオから出演したが、昨年は3年ぶりに現地からリポートを届けた。

 現地では『RRR』のN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアとラーム・チャランのインド2大スターをはじめ、助演女優賞を獲得した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(以下『エブエブ』)のジェイミー・リー・カーティスや、『エルヴィス』のオースティン・バトラーなどへのインタビューに成功し大きな話題を呼んだ。

 「僕自身、久々にレッドカーペットに行かせていただいたことが本当にうれしかったし、初めての感動みたいなものを思い出しました。2020年は河北麻友子さんとご一緒して、昨年はLA在住の映画ライター・小西未来さんが隣にいて勉強になりました。コロナ禍での開催となった第93回は会場がユニオン・ステーションになったこともあったので、有観客で人と人がディスタンスをとらずに普通にお話できる…そういうシチュエーションにまず改めて感動しました」と1年前を回想する。

 前年は特に注目作として『エブエブ』を挙げていた中島は、リポートで刺激を受けたことについて「去年『エブエブ』に着目した理由としては、アジア作品の注目度を感じたからです。次はミシェル・ヨーなんだ、キー・ホイ・クァンなんだ…とか自分や周りにいる作品に携わる日本人が希望を持てる結果だった。彼らと話していて、すごく勇気を持てました。アジアの方々がここを歩いているってことに誇りを持てたし、ちょっとうらやましさもあった。面白いものはアジアでも作れるんだな、と十分に感じることができた経験でした」と手応えを感じたという。

 そして今回、日本の作品として『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞、『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞、『PERFECT DAYS』が国際長編映画賞にノミネートされている。

 「まず日本の作品が3作品、複数ノミネートされていることがすごい。徐々に風穴が開き始めてる感じがします。今まで、韓国や中国、インド…それぞれの国々に対してオスカーの扉が少しずつ開いていたけれど、一昨年の『ドライブ・マイ・カー』もそうですけど、複数作品がノミネートっていうのはすごくうれしいことだなと思いました。そしてすごいなと思うのと同時に、少し羨望もありますよね。ジェラシーする相手が役所(広司)さんというのもどうなんだ(笑)と思いますが、それくらい自分も大志を抱いて生きているので、来年以降もアカデミー賞の注目が日本に向いているうちに、あらゆることに挑戦し、形にしていきたいです」と前向きに胸の内を明かした。

 そんな中島は授賞式の2日後、3月13日に30歳の誕生日という節目を迎える。「僕はこれからの人生を映画で学んでいきたい。作品作りの上で学んだことが自分の音楽作りにも生かされる。音楽も、映画も積極的に参加していく。そういう人生にこれからはしていきたい」と展望する。

 4月からはソロとして歩みだすが「僕自身も意思が強い人間なので、何かと何かを掛け算するときは全力でやりたいなって思うんです。だから、みんなが想像してないようなことをやります。ここから面白くなる気がしてしょうがない。でも、まずは『アカデミー賞』をしっかりまた1から勉強して、どういう作品が評価されるのか分析しつつ、映画のような人生を生きられたらいいなって思っています」と新たなステージへの期待をにじませていた。

 なお、24日に生放送・ライブ配信する事前番組『第96回アカデミー賞直前総予想』では、3回目のMCとなる中島がノミネート作品の紹介や、生放送ならではの現地アメリカの最新情報を交えながら、ゲスト陣とともに受賞予想を行う。

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