俳優・福士蒼汰が主演する、ABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『アイのない恋人たち』（毎週日曜　後10：00）が、きょう11日に第4話を迎える。ドラマの幕開けから第3話までのストーリーとともに、輪郭が見えてきたワケありアラサー男女7人のキャラクターを整理したい。TVerで見逃し配信あり。

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　同作は、脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品で、2024年の東京に生きる不器用で不恰好なアラサー男女7人の恋愛群像を描く。共演は、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ほか。

■久米真和＆今村絵里加　
主人公の久米真和（福士）は、33歳の売れない脚本家。高校時代に「人を勇気づける映画を作る」という夢を抱き、現在は理想とする作品企画が通らず、細々とした執筆活動と牛丼屋のバイトで生計を立てている。

無精ひげをはやし、独身。恋愛ではマッチングアプリで出会った適当な相手と3回関係を持ったら連絡を断つドライな性格。心から人を愛することからも、愛されることからも逃げており、「愛がない男」と言われる。

今村絵里加（岡崎）は、会社を辞めブックカフェを経営する31歳。結婚への焦りも憧れも抱くことなく、男性経験のないまま30歳を過ぎ「いまさら、大恋愛って感じでもない」と、一生独身でもいいと思い始めている。2人はアプリで出会った。

■第1話おさらい
真和は、高校時代の友人・淵上多聞（本郷）、郷雄馬（前田）と15年ぶりに再会。3人ともそれぞれの事情から結婚しておらず、彼女なし。そこから、絵里加、近藤奈美（深川）、冨田栞（成海）との合コン企画が持ちあがった。また、真和は高校時代のマドンナで元カノだった稲葉愛（佐々木希）とも偶然出会い、物語は一気に動き出した。

合コンに行かなかった真和は、偶然アプリで絵里加と知り合った。絵里加は真和の書いた脚本を読んで感動し、良い雰囲気になりキス。しかし驚きのあまり「本気で相手と向き合う気がないなら、世界中の女と一切関わるな、このクズ野郎！」と真和を突き飛ばした。

■第2話おさらい
連ドラ企画のオファーが舞い込んだ真和がパソコンに向き合うも、絵里加の言葉が頭から離れず、1行も書けない事態に。それを知った愛が、絵里加のブックカフェを突き止め、2ショットで話し合うように仕向けた。

連ドラを諦めるという真和に対し、絵里加は「書ける！あなたには書ける！」「書け！」と、人が変わったように活を入れた。これで真和は原稿が一気に進み、そのことを絵里加に報告するとともに「4回目も会っちゃダメかな？」「いいって言われるまで指一本触れないから」と本気で向き合った。

■第3話おさらい
真和はアプリで知り合った女性とは3回以上会わないという“愛”のない自分ルールを破り、絵里加との4回目のデートへ。そして本来は合コンで出会うはずだった、真和＆絵里加、雄馬＆奈美、多聞＆栞の男女6人がブックカフェで初めて集合した。

しかし真和が愛から電話で「会いたいよ〜」と呼び出される。愛は育児放棄が原因で実の息子に会わせてもらえず、苦しんでいた。自身の幼少期の経験と重なった真和は、愛の息子にエールを送る。

そのことを知った絵里加は、真和に「会うのやめませんか？」と嫉妬しながら、一方で「（別れる）その前にこっちのお願い1つ聞いてくれますか？さわってくれますか？好きなところでいいので」と切り出した。真和は「じゃあ指一本ってことで、E.T.でいいかな？」と指1本でタッチ。そして2人の恋は終幕…と思われたが、去る真和に絵里加が「逆タイタニック」状態で抱きついた。

■第4話あらすじ
雄馬と奈美が結婚の意思を固める。知り合って1ヶ月足らず、両家の許しもまだとあって、真和と多聞は「すぐ破局する」「反対される」と冷ややか。奈美から婚姻届の保証人を頼まれた絵里加と冨田栞も、もう少し時間をかけた方がいいとネガティブな反応をしてしまう。

だが、愛の力を信じる雄馬は、真和たち外野の雑音を一蹴。いつまでも正式に付き合おうとしない、真和と多聞の優柔不断さを批判する。奈美もまた、絵里加と栞に「勢い」の大切さを熱弁。ためらってばかりの絵里加たちは、逆にハッパをかけられてしまう。

真和の脚本は上々の評価を得る。しかし、急な修正を強いられることもあり、そんな時、真和は絵里加とのデートより仕事を優先。絵里加に、奈美のお説教を生かす機会はなかなかめぐってこない。一方、会社で栞に会った多聞は、なりゆきで何年も帰っていない実家の事情を打ち明ける展開になり…。

そんな中、いよいよ雄馬が奈美の両親に会う日がやってくる。