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『光る君へ』兼家、ラストに“不気味な高笑い” 段田安則「息子たちの成長ぶりを喜んでいる」【君かたり】

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原兼家を演じる段田安則の声を紹介する。

藤原兼家(段田安則)(C)NHK

藤原兼家(段田安則)(C)NHK

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――藤原兼家について
兼家は家の大黒柱でまだ息子たちも若いので家をちゃんと守っていこうという人だと思います。それで次の帝とかにうまいこと取り入ろうというか、帝を支えている一族の中で筆頭に立たねばならぬということをセリフで言うんですが、何しろ帝のそばで帝をも操るような人物なのかなと思っています。

――兼家を演じて
貫禄がないといけないんでしょうけど、そのつもりでやっているんですけど私で大丈夫なのかなと思いながら勝手に想像していたナヨナヨとしたお公家さんかと思いきや、そういう人ではないのでちょっとそこがですね、貫禄がないとまずいなと思いながら、ちょっと今できあがりがどうなるんだろうという楽しみな半面、不安もあります。

――道長が道兼に掴みかかるシーン
道兼は親父の手先といいますか、黒い部分も担ってくれたり道兼はしてくれるんですけど、人を殺めるとか親子の関係とか兄弟の関係というのは、今の感覚とは随分違うんだろうと思うんですけど、単純に道兼と道長のところなんかは「みなぞれぞれによい」というセリフもあるんですけど、親としてはもちろん道兼もいろいろしてくれているんですけど、それぞれの息子たちの成長ぶりを喜んでいるというか、事が事だけに明るい出来事ではないんですけど、それぞれを頼もしく、あの辺は見ているのではないかと思うんです。

――平安時代中期を演じて
随分違うところでもあるんですが、人間としての本質はやはり今の人もそんなには変わらないという面ももちろん、例えば兼家と今よみがえってしゃべっても「わかるわかる」ということがあるのかもわかりませんけど、やっぱり今の現代では捉えきれない感覚というのがあるんでしょうけど、そこら辺がなかなか難しいんですけど、それがこの時代をやる面白さでも扱うおもしろさでもありますし、想像するだけでも楽しいですね。

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