ロックバンド・カブキロックスの氏神一番、坂川美女丸、井上晴之介が3日、東京・浅草寺で行われた「浅草観音文化芸能人節分会」に参加。集まった参拝客へ豆まきを行ったのち、報道陣の取材に応じ、6月14日に行われる『カブキロックス35周年記念ライブ』への意気込みを語った。

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　カブキロックスは1989年、TBS系で深夜に放送されていたバンドオーディション番組『平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国』（通称『イカ天』）に出演してブレイク。翌1990年には『O・E・DO（お江戸）』でメジャーデビューを果たした。

　『35周年記念ライブ』ライブは、『イカ天』に出演した際のメンバーが全員集結。オリジナルメンバーで行うライブは十数年ぶりだといい坂川は「本当に総集編みたいなライブ」と語り、井上は「オリジナルメンバーみんな年寄りなんですよ。だからもう40周年だったら誰か死んじゃうかもしんないから、とりあえず35周年やっとこうみたいな（笑）」と苦笑しつつこのタイミングでそろうこととなった理由を話した。

　また、ライブの内容について坂川が「曲数もすごく多いので、メンバーも思い出さないと弾けないような曲も多い。歴代メンバーも出てきますので、飽きさせないようなライブになると思います。それからレコードやCDにも入っていないような曲もやります」と言うと、氏神は「めったに見れないし、次やるか分からない。カブキロックスの一つの締めくくりになる」と語りつつ「みんなに勇気と愛を与えるでござる！」とライブへの意気込みと決意をにじませた。

　『35周年記念ライブ』には、氏神一番、青木秀麻呂、坂川美女丸、大谷セイシロー、井上晴之介、胡縞武蔵、三柴三蔵、華織、シンバ竹上が参加する。