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『逃げ恥』脚本家・野木亜紀子氏、ドラマ化漫画原作者の訃報受け見解「起きてしまったことに対しての姿勢が問われています」

 脚本家の野木亜紀子氏(50)が自身のX(旧ツイッター)を更新。日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さん急逝を受け、悲しみと見解をつづった。

脚本家・野木亜紀子氏がXでコメント (C)ORICON NewS inc.

脚本家・野木亜紀子氏がXでコメント (C)ORICON NewS inc.

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 野木氏は「日テレドラマ『セクシー田中さん』の件。この数日、方々に訊いてはみているものの、まだ判然としない点も多く、付随する問題の論点が多岐に渡るため、どこから触れていいのかわからない」と心境を吐露。「こんな悲しい結末になってしまうまでに幾つかのポイントがあり、そのどれもがよくない方に働いてしまったであろうことが残念でならない。これまで実写化に関わった/いま関わっているすべての人にとって他人事ではない」とコメントした。

 続けて「いずれにしても日テレのコメントは、第二弾が出てもなお、あまりにも足りていない」ときっぱり。「本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか。いま調査中であるならば調査中である旨を公表し、今後明らかにしていくという意思を見せた方がいいのではないか。小学館と見解が異なるというのであれば第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない」とつづった。

 最後に「誠実であろうとしたために亡くなられた芦原先生のためにも、原作読者・ドラマ視聴者に対しても、これで終われるはずがないし、大きなショックを受けているであろうドラマ出演者や関わった人たちに対しても、日テレには誠実であってほしいです。起きてしまったことに対しての姿勢が問われています」と記した。

 野木は『重版出来!』(2016年/TBS系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年、2021年/TBS系)など原作漫画の実写化を手掛けたヒットメーカー。このほかに『アンナチュラル』(2018年/TBS系)や『MIU404』(2020年/TBS系)などオリジナル脚本も手掛ける。現在は、漫画を映画化した『カラオケ行こ!』が公開中。

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