俳優の門脇麦が主演を務め、King ＆ Princeの永瀬廉が共演する、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』（毎週日曜　後10：30）の第2話が、28日に放送された。酒江倖生（永瀬廉）が、主人公・八重森ありす（門脇麦）のこだわりに苦戦していたが、この“ありすルール”が公式ホームページですでに適用されていた。

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　今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。自閉スペクトラム症（ASD）の天才料理人・ありすが、人とのコミュニケーションが苦手など、さまざまな生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論をもとに、おいしくてやさしい料理を作る。生きづらさを抱えた登場人物たちと、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。

　第2話では、“ありすのルール”が多く紹介され、倖生が覚え切れずに頭がパンク寸前になってしまう場面が描かれた。ありすは、月曜日は赤、火曜日は青、水曜日は黄、木曜日は白、金曜日は緑、土曜日は茶、日曜日はオレンジと着る服の色が決まっている。公式ホームページでは、放送前からありすの服の色が曜日によって異なっていた。

　ありすには、それ以外にも、使うコップの色や歩き方、茶わんの色、みそ汁の具も曜日ごとに異なり、食べる順番、バスタオルや調味料を並べる順番、テーブルの拭き方にもルールがある。第3話では、日曜日の歩き方のルールが明かされる。

　第3話では、親友・三ツ沢和紗（前田敦子）の生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるありすが、自分の名前を付けてくれた母親の思いを知りたくなってしまう。

　一方、倖生は、ありすに振り回される三國谷優作（前原瑞樹）から八つ当たりされ、「愛想が悪い」「ありすの店で足手まといになっている」とダメ出しされる。1人でホールを担当することになり、奮起する倖生だが、思わぬ疑惑をかけられる。

　そんな中、息子のお受験に思い詰める常連客・優奈（新井郁）に、心護（大森南朋）は苦労だらけの子育ての思い出を話す。心護は1人で、どうやってありすを育ててきたのか。頑張って抱え込みすぎる人の心を軽くする心護の言葉と、ありすのごはんとは。そして、五條製薬の意外な人物が、心護に会いに来る。