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『光る君へ』本郷奏多、花山天皇は「常識に囚われない変な奴」 異色キャラで存在感発揮

 俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート 毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で、本郷奏多が六十五代・花山天皇役で出演する。このほど、インタビューに応じた本郷が役柄や作品への思いを語ってくれた。

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

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 今作の主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。

 本郷が演じる花山天皇は、65代天皇。東宮(皇太子)のころから、紫式部(まひろ)の父・為時による漢籍の指南を受ける。即位後、兼家の孫である懐仁が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる…という役どころだ。

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

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 今作における花山天皇を「常識に囚われず、すごい人間らしい。天皇というイメージとはかけ離れた人物像なので、いろんなシーンを自由に演じさせて頂いております」と語った本郷。大石氏が手掛ける脚本では「今回の花山天皇という役に関しては、めちゃめちゃ感情表現が豊かなんですよ。嫌なことがあったら怒るし、うれしいことがあったらすごく喜ぶ」と、一人ひとりのキャラクターが“命ある人間”として描かれているという。

 異色な存在として存在感を発揮していく。役作りに話題が及ぶと「これまで立場のある人を演じる時って、所作稽古をたくさんやらせていただくのですが。今回も所作稽古があるにはあるんですけど、『一応教えるけど、花山天皇は常識に囚われないで好きなように動いていいよ』って(笑)。監督たちも“どう崩していくか”をたくさん考えてくださっている。天皇とはこうあるべきだみたいなものは、一切気にせず“変な奴”を演じるという感じですね」と明かした。

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

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 大河ドラマの出演は『麒麟がくる』(2020年)以来2作目。「あれだけ錚々たるキャストの方々が一同に会する作品ってなかなかないんじゃないかな」と話した本郷は、子役時代から長いキャリアを築いているものの「普段が集中してないというわけではないですが、僕が必要以上に時間を使っちゃいけない、ミスしちゃいけないと、より一層の緊張感を持って現場に臨んでますね」と語る。

 『光る君へ』とともに華やかに駆け抜ける2024年になりそうだ。本郷は「すごくいいスタートを切れるのではないかなと思っています。今まで以上に皆さんに見てもらえる機会が多くなると思うので、2024年も一生懸命、役者として頑張っていきたい」と言葉に力を込めていた。

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