8人組グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『サイレントラブ』(今月26日公開)で、声を発することをやめた主人公・蒼(山田)、夢をあきらめかけた音大生・美夏(浜辺美波)を切り取った透明感あふれる美しい場面写真、メイキング写真が公開された。
『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く最新作。山田はラブストーリー映画に初主演となる。音楽は、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』『君たちはどう生きるか』など、スタジオジブリをはじめとした作品で音楽を手がけてきた久石譲氏が担当。優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添える。
内田監督がおくる、初の純愛ラブストーリー映画である今作。内田監督は「何年も前からずっと、言葉が氾濫(はんらん)する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたいと考えていました」とし、声を捨てた青年と光を失った音大生の物語を主軸に、極限までセリフを削ぎ落とした映画作りに挑んだ。
美夏はピアニスト志望という設定だが、世界でいちばん静かなラブストーリーにピアノというエッセンスを加えた理由を「言葉の少ない世界に音楽をあてはめたいと考え、いろいろ迷った結果、音のない世界に最もなじむのはピアノではないかと思いました。怒りや優しさなど人間の感情に近い部分を奏でる楽器だというイメージもありましたね」と、監督は劇中でも重要なキーワードとなるピアノと今作の親和性を振り返る。
また「現代の映画ではあるけれど、通信ツールが何もなかった時代のノスタルジックな部分を再現したいという気持ちもありました。それも見どころだと自分では思っています。あの時代がよかった、今の時代が悪いと言うつもりはまったくないのですが、気持ちの直接的なやり取りというのが、いかに純真かということを描くことができました。相手の気持ちを感じることの美しさ、まさに純愛を山田さんと浜辺さんが見事に表現してくれたと思います」と、スマートフォンやSNSで誰とでもすぐにつながれる今の時代だからこそ、人と心からつながろうとする美しさや純真さを改めて感じ取れる映画だと自信をのぞかせる。
今回公開されたのは、蒼と美夏が美しい湖畔で静かに腰掛ける様子や美夏が講堂でひっそりとピアノを演奏する姿に加え、撮影の様子を切り取ったメイキング写真。静かで澄んだ空気と、静寂の中で蒼と美夏が静かに思いを紡いでいく様子が伝わる写真となっている。
さらに今作は2人を取り囲む美しい描写も特徴的。水面が穏やかに揺れる湖畔や、柔らかな光が差し込む講堂の光を味方にした美しいロケーションや、2人を引き合わせるきっかけとなった美夏の落としたガムランボールなど繊細なディティールまで、見どころとなっている。
『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く最新作。山田はラブストーリー映画に初主演となる。音楽は、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』『君たちはどう生きるか』など、スタジオジブリをはじめとした作品で音楽を手がけてきた久石譲氏が担当。優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添える。
内田監督がおくる、初の純愛ラブストーリー映画である今作。内田監督は「何年も前からずっと、言葉が氾濫(はんらん)する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたいと考えていました」とし、声を捨てた青年と光を失った音大生の物語を主軸に、極限までセリフを削ぎ落とした映画作りに挑んだ。
美夏はピアニスト志望という設定だが、世界でいちばん静かなラブストーリーにピアノというエッセンスを加えた理由を「言葉の少ない世界に音楽をあてはめたいと考え、いろいろ迷った結果、音のない世界に最もなじむのはピアノではないかと思いました。怒りや優しさなど人間の感情に近い部分を奏でる楽器だというイメージもありましたね」と、監督は劇中でも重要なキーワードとなるピアノと今作の親和性を振り返る。
また「現代の映画ではあるけれど、通信ツールが何もなかった時代のノスタルジックな部分を再現したいという気持ちもありました。それも見どころだと自分では思っています。あの時代がよかった、今の時代が悪いと言うつもりはまったくないのですが、気持ちの直接的なやり取りというのが、いかに純真かということを描くことができました。相手の気持ちを感じることの美しさ、まさに純愛を山田さんと浜辺さんが見事に表現してくれたと思います」と、スマートフォンやSNSで誰とでもすぐにつながれる今の時代だからこそ、人と心からつながろうとする美しさや純真さを改めて感じ取れる映画だと自信をのぞかせる。
今回公開されたのは、蒼と美夏が美しい湖畔で静かに腰掛ける様子や美夏が講堂でひっそりとピアノを演奏する姿に加え、撮影の様子を切り取ったメイキング写真。静かで澄んだ空気と、静寂の中で蒼と美夏が静かに思いを紡いでいく様子が伝わる写真となっている。
さらに今作は2人を取り囲む美しい描写も特徴的。水面が穏やかに揺れる湖畔や、柔らかな光が差し込む講堂の光を味方にした美しいロケーションや、2人を引き合わせるきっかけとなった美夏の落としたガムランボールなど繊細なディティールまで、見どころとなっている。
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2024/01/14