宮崎駿監督(※崎=たつさき)10年ぶりの映画『君たちはどう生きるか(英題:The Boy and the Heron)』(制作:スタジオジブリ)が、米現地時間7日夜に授賞式が開催された「第81回ゴールデングローブ賞」で最優秀アニメーション映画賞を受賞した。2006年に同賞が設けられてから日本の作品が受賞するのは初。宮崎監督の作品では13年公開の『風立ちぬ』が外国語映画賞にノミネートされて以来、2回目で初受賞の快挙となった。
米アカデミー賞の前哨戦として注目される「ゴールデングローブ賞」。今回は、ほかに『マイ・エレメント』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、『すずめの戸締まり』、『ウィッシュ』がノミネートされており、並み居る強敵を退けた。
なお、作曲賞にノミネートされていた久石譲は受賞に至らなかった。
同映画は昨年12月8日にアメリカ&カナダにて2205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日〜10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1280万ドル(約18.6億円)を記録し、全米週末興行収入ランキング第1位を獲得。日本映画が同ランキングで1位を獲得したのは、1999年公開『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』以来3作品目で、オリジナル作品としては初。
【訂正】記事初出時に、「宮崎監督の作品では初ノミネートで初受賞となった」と記載しましたが、誤りでした。訂正して、お詫び申し上げます。
米アカデミー賞の前哨戦として注目される「ゴールデングローブ賞」。今回は、ほかに『マイ・エレメント』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、『すずめの戸締まり』、『ウィッシュ』がノミネートされており、並み居る強敵を退けた。
なお、作曲賞にノミネートされていた久石譲は受賞に至らなかった。
同映画は昨年12月8日にアメリカ&カナダにて2205館で公開され、公開初日から3日間(12月8日〜10日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1280万ドル(約18.6億円)を記録し、全米週末興行収入ランキング第1位を獲得。日本映画が同ランキングで1位を獲得したのは、1999年公開『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』、2022年公開『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』以来3作品目で、オリジナル作品としては初。
【訂正】記事初出時に、「宮崎監督の作品では初ノミネートで初受賞となった」と記載しましたが、誤りでした。訂正して、お詫び申し上げます。
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- 1. 宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』「第81回ゴールデングローブ賞」最優秀アニメ映画賞受賞
- 2. 「第81回ゴールデングローブ賞」『オッペンハイマー』『哀れなる者たち』など受賞結果まとめ
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2024/01/08