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放送開始40周年を迎える『シャーロック・ホームズの冒険』人気エピソードTOP20発表

 1月6日は、シャーロック・ホームズの誕生日(諸説あり。原作の中で明確な記述はないものの推察から、「1854年1月6日」を誕生日とする説が有力となっている)。また、2024年はアーサー・コナン・ドイル原作、ジェレミー・ブレット主演によるホームズ映像化作品の金字塔『シャーロック・ホームズの冒険』放送開始40周年(1984年〜1994年)にあたることにちなみ、ミステリードラマ専門チャンネル「ミステリーチャンネル」では、「あなたの好きなドラマエピソード投票ランキング」を発表。原作に最も近いと言われるジェレミー・ブレット主演作。栄えある第1位は!?

ジェレミー・ブレット主演、英国グラナダ版放送開始40周年、ファンが選ぶ『シャーロック・ホームズの冒険』ベストエピソード発表 (C)ITV PLC

ジェレミー・ブレット主演、英国グラナダ版放送開始40周年、ファンが選ぶ『シャーロック・ホームズの冒険』ベストエピソード発表 (C)ITV PLC

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 ミステリーチャンネルでは、日本全国のシャーロック・ホームズファンに、“真のホームズ”と絶賛されたジェレミー・ブレット主演の英国グラナダ版全41エピソードの中から「あなたの好きなドラマエピソード投票」を実施。上位20作品のランキングを発表した。

 第1位を飾ったのは、「赤髪連盟(第12話)」。原作でも人気が高く、“赤髪連盟”という奇抜な着想のストーリーでホームズ作品の中でも傑作と言われる作品の一つ。ほかのエピソードと比べ、コミカルで笑えるシーンもあることが人気の理由となっているようだ。また、原作には登場しないホームズの宿敵・モリアーティ教授の初登場を理由に挙げるファンも多かったという。

 続いて第2位は、「バスカビル家の犬(第26話)」。数多く映像化されていることでもタイトルが知られている人気エピソードだ。ベイカー街を離れ、イギリスの荒涼とした湖沼地方を舞台に起きた、魔犬伝説を装った殺人事件を扱ったこの長編ミステリーは、 “作品が醸し出す不気味さ”、“怪奇的な現象を科学的に証明する展開”、“ワトソンがホームズよりも多く登場し、メインで捜査し活躍しているところ” が好きな理由として挙げられ、2位にランクインした。

 第3位は、「まだらの紐(第6話)」。初めて読んだホームズ小説がこのエピソードで、これをきっかけにホームズ作品が好きになったというファンが多く、それだけに印象深かったよう。また、こどもの頃に読んだ記憶そのままに映像も完璧な世界観だったから、と答えるファンが多数いたという。

 今回のアンケートでは、小説がきっかけでホームズ作品が好きなったという回答者が多い傾向にあったそうで、原作小説の人気ランキングの結果に近いものとなっている。一方で、いかに原作のイメージを踏襲して本作が作られていたかも伺える結果となった。さまざまな俳優で演じられているホームズ映像化作品の中でも、ジェレミー・ブレット演じるホームズは小説の挿絵に最も近いと言われている。「ジェレミー・ブレットはまさに挿絵から出てきたようなキャラクターを作り上げ、どの角度を取ってもシャーロック・ホームズ」、「行間にあるホームズの心の動きをこの人が一番表現している」と称賛するコメントが多数寄せられた。

 ヴィクトリア時代(ヴィクトリア女王の治世下の1837年〜1901年)の暮らしがリアルに表現され、ジェレミー・ブレット自身の品格と、演じるホームズの佇まいの忠実さ、また制作陣の原作への敬意と深い愛情が感じられる通称“グラナダ版ホームズ” 『シャーロック・ホームズの冒険』は、ミステリーチャンネルで現在放送中(二カ国語版、毎週金曜 後8:00)。また、今回のランキング上位20位のエピソードを、3月20日(前6:00〜)に特別編成で放送する。

 ミステリーチャンネルは、スカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビで視聴できる(有料)。

■『シャーロック・ホームズの冒険』好きなエピソード人気投票BEST20 【グラナダ版ホームズ放送開始40周年】

★第1位:赤髪連盟(第12話)

第1位:赤髪連盟(第12話)

第1位:赤髪連盟(第12話)

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<回答者のコメント>
 ホームズの宿敵モリアーティついに登場!となるシリーズの中でも重要なエピソード。だからと言ってシリアス過ぎず、コミカルな部分もあり、度肝を抜くトリック、観察方法とおススメ盛りだくさん!依頼人の前でホームズとワトソンが笑いを堪え切れず大笑いするシーンが大好きです!(女性・40代)

★第2位:バスカビル家の犬(第26話)

第2位:バスカビル家の犬(第26話)

第2位:バスカビル家の犬(第26話)

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<回答者のコメント>
 ホームズ長編で一番好きな作品。映像としても原作の持つ怪奇、恐怖感をよく表している。(男性・40代)

★第3位:まだらの紐(第6話)

第3位:まだらの紐(第6話)

第3位:まだらの紐(第6話)

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<回答者のコメント>
 こどもの頃、初めて読んだシャーロック・ホームズでした。本当に怖かった記憶があり、映像で見て面白さを実感した次第です。(女性・50代)

★第4位:ボヘミアの醜聞(第1話)

第4位:ボヘミアの醜聞(第1話)

第4位:ボヘミアの醜聞(第1話)

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<回答者のコメント>
 記念すべき最初のエピソード。ジェレミー・ブレットの"ホームズご本人感"が半端ない。小説の中だからこそ成立しそうなホームズの変装の場面、クオリティの高さにびっくり。見事な映像化に感動したのが懐かしい。(男性・20代)

★第5位:踊る人形(第2話)

第5位:踊る人形(第2話)

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<回答者のコメント>
 内容は陰惨ではあるが、原作に忠実であり、暗号解読の過程、美しい田園風景、最後は原作通り、少しの希望を持たせて終わってるところも良い。(男性・50代)

第6位 空き家の怪事件(第14話)
第7位 青い紅玉(第7話)
第8位 マスグレーブ家の儀式書(第17話)
第9位 最後の事件(第13話)
第10位 六つのナポレオン(第20話)
第10位 四人の署名(第21話)
第12位 美しき自転車乗り(第4話)
第13位 犯人は二人(第33話)
第14位 曲がった男(第5話)
第15位 第二の血痕(第16話)
第16位 銀星号事件(第23話)
第16位 瀕死の探偵(第37話)
第18位 海軍条約事件(第3話)
第19位 ギリシャ語通訳(第9話)
第20位 マザランの宝石(第40話)

※同じ票数を獲得した作品は同率順位で表記
【調査概要】
調査対象:10代〜80代の男女、823人
調査期間:2023年11月16日〜12月3日
調査機関:ミステリーチャンネル
調査方法:インターネット
有効回答数 823件※3作品を選択して投票

■ランキングの詳しい解説記事
https://www.mystery.co.jp/column/2j9oa75qoalrd7ro.html

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  • ジェレミー・ブレット主演、英国グラナダ版放送開始40周年、ファンが選ぶ『シャーロック・ホームズの冒険』ベストエピソード発表 (C)ITV PLC
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  • 第2位:バスカビル家の犬(第26話)
  • 第3位:まだらの紐(第6話)
  • 第4位:ボヘミアの醜聞(第1話)
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  • ミステリーチャンネルはスカパー!、J:COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビで視聴できる

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