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希望と自己肯定感に満ちたミュージカル映画『カラーパープル』日本版ポスター

 ハリウッドの巨匠スティーヴン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞の同名小説を原作に、『E.T. 』(1982年)の後初めてシリアスな作品に挑んだ『カラーパープル』(85年)を、ミュージカル映画として再映画化した『カラーパープル』(2月9日公開、全米では公開中)の日本版ポスターがお披露目となった。

ミュージカル映画『カラーパープル』2024年2月9日より、ドルビーシネマを含む全国の劇場で公開決定 (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ミュージカル映画『カラーパープル』2024年2月9日より、ドルビーシネマを含む全国の劇場で公開決定 (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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 本作は、父と夫に支配され、最愛の妹とも生き別れた主人公セリーが、不遇な日々を送る中でもユーモアと希望を失わず、不屈の精神で人生を変えていく物語。きっかけは、自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢をかなえたシュグとの出会い。型破りな女性たちと出会いを通して自分の価値に気づき、自らが輝く場所を見つけていく、希望と自己肯定感に満ちた感動作となっている。

 スピルバーグ監督の『カラーパープル』は、アカデミー賞10部門にノミネートされながら無冠に終わった観客には愛され、口コミで6週目にして全米1位を獲得(BOXOFFICE Mojo 調べ)、5ヶ月以上のロングランとなった“伝説”の作品でもある。

 オリジナル版でソフィアを演じ、映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリーが、スピルバーグに再映画化を持ち掛けると、彼は快諾したという。「女性たちが声をあげる機運の盛り上がりを象徴するMeToo運動が起きている今が、その時だ、とスティーヴンは悟ったんです」。スピルバーグ、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズも製作に加わり、オリジナル作品からブロードウェイでの大ヒットを受けて、新たな『カラーパープル』の企画は進められた。

 38年の時を経て、スクリーンによみがえった『カラーパープル』の監督は新鋭ブリッツ・バザウーレが担当。全米では12月25日に公開され、大ヒットスタートを記録し、アンサンブルキャストによるゴージャスなミュージカルシーンや、女性同士の連携を描くエモーショナルなドラマが高く評価されている。

 日本版ポスターには、3人のヒロインたちが描かれている。「第81回ゴールデングローブ賞」主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたファンテイジア・バリーノ演じる主人公セリー(右上)、彼女の運命を変えるタラジ・P・ヘンソンが演じる歌姫のシュグ(左)、そして、ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートのダニエル・ブルックスが演じる支配的な男性にも屈しないソフィア(中央下部)。3人とも未来に向かって瞳を輝かせている姿が印象的だ。

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  1. 1. スティーヴン・スピルバーグの名作をミュージカル映画化『カラーパープル』2・9公開決定
  2. 2. 希望と自己肯定感に満ちたミュージカル映画『カラーパープル』日本版ポスター
  3. 3. ミュージカル映画『カラーパープル』希望にあふれた物語を予感させる日本版予告編

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