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津田健次郎×武内駿輔、日本発オリジナルファンタジー『ワンダーハッチ』の“ディズニー作品らしさ”語る

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で20日から配信がスタートした、日本発オリジナルシリーズ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』。<実写>で現実世界を、<アニメ>でドラゴンが棲む異世界を描き、2つの世界を行き来しながら物語が展開していく、新しい試みのファンタジー・アドベンチャー。声で出演する津田健次郎武内駿輔が、本作の魅力、“ディズニー作品らしさ”を語った。

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演(左から)武内駿輔、津田健次郎(C)2023 Disney

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演(左から)武内駿輔、津田健次郎(C)2023 Disney

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 現実世界の〈横須賀〉に住む高校生・ナギ(中島セナ)は、音を聞くことで色が見える特殊な体質がきっかけで周囲にどこかなじめずにいた。ある日、部屋の本棚から突然飛び出してきた、異世界〈ウーパナンタ〉に住むタイム(奥平大兼)とドラゴンのガフィンと出会う。ナギは、崩壊の危機にある〈ウーパナンタ〉を救うために、現実世界に飛ばされた英雄・アクタ(新田真剣佑)を探すタイムに力を貸すことになり、「2つの世界に隠された1つの真実」を巡る大冒険に巻き込まれていく。

 津田が演じるのは、ウーパナンタの世界でタイムたちの前に立ちはだかる“ジャイロ”。「ジャイロは、素顔を隠す不気味さとミステリアスをあわせもつキャラクーで、主人公たちの敵として出てきますが、圧倒的な強さがビジュアルからも出ていて、表情が読めない感じとかも非常に不気味で、悪として、敵としてのかっこよさがあふれたキャラクターになっています」と説明する。

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演、津田健次郎(C)2023 Disney

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演、津田健次郎(C)2023 Disney

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 一方、武内はタイムとともにウーパナンタからやってくる相棒のドラゴン・ガフィンを演じる。「声優の面白いところは、言葉を発しないでキャラクターの心情を表現できることです。本作ではドラゴン役の方が、声優ならではの面白さと言うものが詰まっている気がしてオーディションを受けました。合格をいただいた時は、非常にうれしい気持ちでいっぱいになりましたし、自分の今持っているものをうまく出し切って、いいドラゴンを演じ切りたいと思いました」と語っている、

 数々のモノマネレパートリーをもつ武内にとっても新たな挑戦となった“ドラゴン”役。「ガフィンは非常にかわいらしく、ちょっと抜けているところがあるタイプです。ドラゴンは単純にかっこいいとか凶暴性がありそうとか、王者っぽい風格が強調されがちですが、ガフィンはナギやタイムたちともうまく共存していて、ワンちゃんのようなイメージを受けました。なのでキャラクターを演じる上でも、僕が飼っているワンちゃんの挙動や感情表現、欲求の伝え方を参考にしました。実際、収録を進めてみて、すごく大切だったのが、キャラクターっぽくなりすぎず、リアルな動物感や生物感のある側面も大切にしてほしいと言われたことで、喜怒哀楽も息だけで表現しなくてはならず、めちゃくちゃ難しいなと気づかされたポイントでした」とガフィンの特徴とその表現の難しさを語っている。

 台本を読んだときの感想に関して、武内は「最近は現実の世界観から全く違う異世界に飛びきっちゃう作品も多いと思うんですけど、本作は我々の現実的な世界観と異世界を行ったり来たりする見せ方が非常にうまいんです。主人公ら青年たちのやり取りについても、実際に異世界の人間と相対したら、こういうやり取りになるなと思えるし、言葉が全然通じないところから、近しい年代の人間同士がどういう風に距離を縮めていくか、人と人との距離感の縮め方みたいなものが、非常に時間もかけて丁寧に描かれていて感情移入できる内容だなと思いました」と語る。

 津田は「作品の世界観も興味深く、王道ファンタジーとしてのドキドキ感やワクワク感もあふれていました。スピード感あふれるスリリングな展開と2つの世界を行き来していく感じも本当に斬新で、王道の冒険ファンタジーではあるのですが、それでも新しい世界がここに立ち上がっていると感じました」と作品への期待度があがったという。

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演、武内駿輔(C)2023 Disney

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』声の出演、武内駿輔(C)2023 Disney

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 そんな本作の魅力について、「ディズニー作品らしい」と語るのは武内。「生まれも育ちも違う子たちが、言葉が通じないところから始まって、相手の文化を知ろうとする気持ちや相手の声を聞くというドラマを若者たちで描いている。文字面だけでわからない直観性や自分自身の感性を相手と照らし合わせて、相手の文化や人間性を理解していくところが、非常に魅力的かなと思います。そういった意味ではディズニー作品らしい想像力や言葉だけにとらわれない表現がたくさんあると思います。そして、世界観の作りこみが本当に素晴らしいので視覚的な意味でもみなさなんの想像を掻き立てさせる作品となっていると思います」。

 津田は、「ディズニーが創り出す、しかも日本発のファンタジーということが一番押しの部分かなと思います。今までにない世界のオリジナルの言語だったりせりふだったりとオリジナリティーあふれるものは、やはりディズニーが得意とする所だと思います。収録はウーパナンタ語のイントネーションだったり、発音だったりなかなか苦労はしましたが、一緒に作り上げた皆さんからの発音指導もいただきながら、しっかりと作り上げられているオリジナル言語のせりふをすごく大事にしているなとこだわりを感じました。なるべく丁寧にやっていこうと思いました。そんな作品に参加することができ、日本にしか創れない実写だったりアニメーションだったりが、この作品では多分に生み出されていると思いますので、僕自身すごく注目しております」と語っている。

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