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菊地凛子、バカリズム作品初主演に達成感「脚本が光って見えて…」 新ジャンル“豪邸侵入系ヒューマンサスペンスコメディー”確立へ

 俳優の菊地凛子が主演を務め、お笑い芸人のバカリズムが脚本を担当する、日本テレビ系新春スペシャルドラマ『侵入者たちの晩餐』(後9:00)がきょう3日に放送される。放送に先立って、ORICON NEWSでは、菊地とバカリズムに見どころを聞いた。

日本テレビ系新春スペシャルドラマ『侵入者たちの晩餐』主演の菊地凛子、脚本担当のバカリズム (C)ORICON NewS inc.

日本テレビ系新春スペシャルドラマ『侵入者たちの晩餐』主演の菊地凛子、脚本担当のバカリズム (C)ORICON NewS inc.

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 今作は、バカリズムが脚本を手がけ、昨年1月期に放送された『ブラッシュアップライフ』制作チームが集結。普段は家事代行サービスで働く平凡な主人公・田中亜希子(菊地)ら女性3人組が、とある夜に豪邸に侵入する。侵入の先にあるのは絶望か、希望か。『ブラッシュアップライフ』と同じく女性グループを軸に展開していくストーリー。

■バカリズム命名“豪邸侵入系ヒューマンサスペンスコメディー”に自信 日テレの番宣にプレッシャーも

 今作の主演を菊地が務めることが決まった際、バカリズムは「グローバルな女優さんなので、顔に泥塗れない。気合い入れて書かないと」と意気込んだという。そんな意欲作の出来栄えについては「僕も面白いなと思って書いていたのですが、初稿の段階でスタッフさんの評判が良かったので、『これ、いけるかな』と思いました」とニヤリ。「いろんな方が『いや、面白いっすね』って言ってくださったので、大丈夫そうだなみたいな感じでした」と、自信作だと明かした。

 そして、『ブラッシュアップライフ』で「地元系タイムリープヒューマンコメディー」というジャンルを確立させたバカリズムは、今作を「豪邸侵入系ヒューマンサスペンスコメディー」と命名。菊地によると「物語が中盤から大きく変わっていく」そうで、サスペンスの枠に収まらないことが予想される。

 菊地は、脚本を最後まで読み終えたときのリアクションを思い返し、「大爆笑」と力強くうなずいた。「すごく面白いものに参加するんだということで、ワクワクです。脚本が光って見えて、すごく楽しかったです。脚本を読んであんなに楽しいってなかなか経験したことがなかったです」と興奮気味に出演の喜びを語った。

 一方、放送を前にバカリズムは「放送される前段階のPRで日テレさんがバンバンにハードルを上げるだろうなというのは」と心配ごとを吐露。同局スタッフが含み笑いを見せると、「『バカリズム脚本』って太いゴシック体で(書かれることは)あんまないかな」と、ドラマのポスタービジュアルを例に挙げて苦笑い。「『ブラッシュアップライフ』のおかげでそのプレッシャーはあります」と本音をこぼし、笑いを誘った。

■菊地凛子、自身の役を「愛しちゃった」 山場続くバカリズム作品に太鼓判「目が離せないです」

 菊地は「今回、山場がすごく多くて、山を越えたらまた山があって、その山を越えてもまだまだ先に山がある」とハードな撮影を回想。「山場がちりばめられているので、やってもやっても、終わらなかったです。でも、(撮影を終えると)すごくさびしい。亜希子っていうキャラクターを愛しちゃったので」と達成感をにじませた。

 そして、亜希子の魅力について「彼女には、一生懸命さがあって、でも友達がいなくて、何でなんだろうなみたいなことを考えながら演じていました。一生懸命さがある人って若干ずれているのかなと思いつつも、最後まで見てもらうと、チャーミングなんです」と熱弁。「動きやクセに彼女のリアリティーがあると思っていたので、ユーモアを持ってやりたいというのがあり、そこは気を付けました。でも、毎日やっているうちにどんどん出てくるんです」と新たな見どころを提示。「亜希子さんの独特な世界観を皆で作れたかなと思います」と期待を高めた。

 菊地の“亜希子愛”をうれしげに聞いていたバカリズムは「お正月休みにふさわしい、家族で楽しく見られるドラマです。何回か繰り返して見て、いろんな発見があるという非常に配信向けでもあります。放送でまず見て、気になったところを配信で見て理解していただければ、一番良い楽しみ方になるのではないかと思います」と巧みにアピール。菊地も「演じていて自分たちもすごく楽しかった面白い場面がすごくたくさんあります。伏線も回収されていくのですが、私も1回脚本を読み終え、また読むっていうことが何回もできた」と中毒性があったそう。「こんなに山場のある作品はないというぐらい、目が離せないです」とまっすぐな目で訴えた。

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