俳優の門脇麦が主演を務める、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』（来年1月21日スタート、毎週日曜　後10：30〜）の新キャストが22日に発表され、大友花恋、前原瑞樹、橘優輝、堀野内智が出演することが決定した。

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　今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマであり、自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありす（門脇）の家族や出生の秘密と深く関わる事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。みんなが「もっと要領よく、うまく、生きていけたらいいのに」という思いを抱えながら、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。少し切なくて優しい新時代のハートフル・ミステリーを届ける。

　大友は、酒江倖生（永瀬廉）の元同級生で、当時は倖生に好意を寄せていた松浦百花を演じる。今はありすの父・心護（大森南朋）が勤める大学の研究室に出入りする「稲城化成」の営業担当である。大友は「この物語が描く世界は、誰かのことを思う温もりいっぱいの愛情にあふれています。百花の視点と彼女なりの考え方を持って、ありすをはじめとする皆さんと向き合ってまいります」と意気込んだ。

　そして、心護の研究室に所属する大学生・山口礼央を橘、野村栄太を堀野内が演じる。2人は、マッチングアプリで出会った恋人同士で、同じゲイの心護にいつも恋愛相談をしている。橘は「役柄はクールな大学生ですが、今まで経験したことのないテイストの作品で初めてのタイプの役柄を演じさせてもらえることが今から楽しみです。視聴者の方々が毎週楽しみになる作品を届けられるように頑張ります！」と気合十分。堀野内は「とても温かい気持ちになれるドラマです。日曜の夜にご家族や、恋人、友人と一緒に楽しんでください！」と呼びかけた。

　前原は、ありすと和紗（前田敦子）の小学校からの幼なじみで、ありすが野菜を仕入れている近所の「スーパー三國谷」の店長・三國谷優作を演じる。優作は今ではまじめでしっかり者だが、当時はありすの上履きや体操服を隠すなどしていたガキ大将。そのことをハッキリと覚えているありすには、いまだに嫌われている。前原は「ありすのおいしいごはんを食べられるチャンスが少なそうな優作ですが、常にチャンスをうかがって待機しておこうと思います」とユーモアを交えつつ、「ずっと作品を一緒に作ってきた、玉田真也さんの脚本で、日曜ドラマに出演させてもらえるのがとってもうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。