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杉咲花&倉悠貴、『おちょやん』の姉弟から『市子』で恋人に 制服姿のオフショット公開

 現在、公開中の映画『市子』より、主演の杉咲花と共演の倉悠貴が満面の笑顔で写真に収まるメイキング写真が公開された。本日、12月19日は、倉の誕生日(1999年生まれ)。24歳になった。杉咲は1997年10月2日生まれで、現在26歳。同映画の撮影は昨年夏に行われたが、2人は20代にして“制服”を身にまとい、高校生カップルを演じている。

映画『市子』(公開中)現場で満面の笑顔を見せる杉咲花&倉悠貴(C)2023 映画「市子」製作委員会

映画『市子』(公開中)現場で満面の笑顔を見せる杉咲花&倉悠貴(C)2023 映画「市子」製作委員会

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 杉咲と倉は、NHKの2020年後期連続テレビ小説『おちょやん』以来の再共演。『おちょやん』は、「大阪のお母さん」として親しまれた上方女優・浪花千栄子をモデルに、戦前から戦後にかけて、大阪で貧しく生まれた少女が女優を目指す生涯を描いた物語。

 この作品で倉は、杉咲演じる主人公・竹井千代の弟・ヨシヲ役を務めた。千代が9歳のころに奉公に出されたことで幼くして生き別れとなり、その後やくざ者に拾われひとり苦しい生活をしていた苦労人で、弟らしい素直でかわいらしい一面と、姉への複雑な思いを秘めた難役を繊細に演じ切った。

 『市子』は、戸田彬弘監督が手がけた舞台「川辺市子のために」を映像化した作品。杉咲演じる主人公・市子が恋人のプロポーズを受けた翌日に姿を消す場面から物語は始まる。過酷な家庭環境や彼女が背負った運命が、関わった人物の証言で次々に明らかになっていく。

 倉は、市子の最初の恋人・田中宗介を演じた。やんちゃで喧嘩っ早く、クラスでも恐れられているような存在だが、2年以上付き合っている市子のことを大事に想っていて、彼女の跡を付けていたとうわさされたクラスメイト・北秀和(森永悠希)の胸倉をつかんで襲い掛かる場面も。大人っぽく落ち着いていて、どこかミステリアスな雰囲気の市子にひかれる宗介。しかしこの頃、市子は自分のことを月子と名乗っていた…。

 抗えない境遇が狂わせた、切なくも壮絶な市子の人生を熱演した杉咲に対して、倉は自身のXで「姉やんこと、杉咲花さんが素晴らしすぎます」と絶賛。また、本作の観賞後「本当にフィクションなのか疑うほどのパワーにとにかく圧倒されました」とコメントを寄せていた。そう言う倉の高校生役の好演ぶりにも注目だ。

映画『市子』(公開中)主人公・市子の最初の恋人・田中宗介(倉悠貴)(C)2023 映画「市子」製作委員会

映画『市子』(公開中)主人公・市子の最初の恋人・田中宗介(倉悠貴)(C)2023 映画「市子」製作委員会

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 本日が誕生日の倉は、人気男性誌「MEN’S NON-NO」のファッションスナップ掲載をきっかけに芸能界入りを果たし、19年に俳優デビュー。池田エライザが初監督を務めた映画『夏、至るころ』(20年)で主演に抜てきされ、さらに、朝ドラ出演で一躍知名度を上げた。

 その後も『スパゲティコード・ラブ』(21年)や『衝動』(21年)、『窓辺にて』(22年)などの映画に次々出演。今年は、『市子』をはじめ、『OUT』『禁じられた遊び』『こいびとのみつけかた』『コーポ・ア・コーポ』の5本が公開され、ドラマにも5本出演する活躍ぶり。

 さらに、来年2月27日よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信される、ハリウッドが圧倒的スケールで戦国時代の日本を描いた超大作『SHOGUN 将軍』にも出演し、真田広之演じる主人公・吉井虎永の息子、吉井長門役を演じる。デビューからわずか4年にして多数の作品に引っ張りだこ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。さらなる活躍を期待したい。

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