3人組グループ・NEWSの加藤シゲアキ(36)の最新作『なれのはて』(講談社)が「第170回直木三十五賞」候補作に選ばれ、前作『オルタネート』から2作連続での候補になった。都内で行われた囲み取材に参加した加藤は「素直にうれしかった」と喜びを語った。 緊張した面持ちで報道陣の前に立った加藤は、マイクを握ると「この度は、直木賞候補に選ばれたということで、皆さんありがとうございます」と報道陣を気づかいつつ、「2ヶ月前にも刊行の会見をここでさせていただいたのですが、またここでこのような会見ができることを喜ばしく思っております」笑顔を見せた。 2作連続で「直木賞」候補に選ばれたことについては「素直にうれしかったです」と率直な思いを吐露。「前作に続いて、2作連続で候補にしていただけるのは大変光栄なことですし、周りにいた方や家族、編集の方々も喜んでくださったので、さすが直木賞だなと。直木賞の力を改めて感じました」と謙きょな言葉で心境を明かした。