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『ゴジラ-1.0』全米初登場3位の快挙 24年ぶりにシリーズ1位の記録更新

 公開から31日(11月3日〜12月3日)時点で、観客動員248万人、興行収入38.2億円を突破する大ヒットとなっている『ゴジラ-1.0』(英題:GODZILLA MINUS ONE)が、現地時間12月1日より全米公開がスタート。邦画実写史上最大規模となる2308館(うちラージフォーマット750館)で公開され、週末3日間(12月1日〜3日)のオープニング興収(先行上映含む)約1100万ドル(約16億円)を記録。全米の週末興収ランキングで3位にランクインする快挙を成し遂げた。

『ゴジラ-1.0』US版ポスター (C)2023 TOHO CO., LTD.

『ゴジラ-1.0』US版ポスター (C)2023 TOHO CO., LTD.

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 日本製作でのゴジラシリーズの全米歴代最高興収は『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)の約1003万ドル。それを週末3日間のオープニング興収だけで超え、24年ぶりにゴジラシリーズの記録も更新し、全米興収歴代1位のゴジラ作品となった。

 さらに、全米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のオープニング興収(約1013万USドル)を超えて第1位に。 邦画実写として前例のない記録を樹立した。

 北米での大ヒットスタートを受けて、本作の監督・脚本・VFXを務めた山崎貴監督は「アメリカでの反響のすごさにとても興奮しています。Xでの感想も拝見させていただいていますが、しっかり中身を理解した上での熱い感想にとても勇気づけられています。劇場によっては拍手も起こっているとのこと。我々のゴジラを暖かく迎えてくれてありがとうございます」と感謝のコメントを寄せている。

 邦画実写作品での歴代全米興収ランキング1位である『子猫物語』(1989年公開/約1328万ドル)の記録も近日中に超えることが予想される。34年間破られなった記録を更新して、『ゴジラ-1.0』が邦画の新たな歴史を刻む瞬間に、期待がかかる。

 本作は、来年迎える「ゴジラ」誕生70周年の記念作品として、日本で製作された実写版ゴジラの30作目、さらには“令和”で最初のゴジラとなる最新作。舞台は、第1作からさかのぼって終戦直後。無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とす。史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が、そしてどうやって立ち向かうのか。

■全米週末興収ランキング(12月1日〜3日、Box Office Mojo調べ)

1位:Renaissance: A Film by Beyonce(2100万ドル)
2位:ハンガー・ゲーム0(1450万ドル)
3位:ゴジラ-1.0(1100万ドル)
4位:トロールズ・バンド・トゥギャザー(760万ドル)
5位:ウィッシュ(740万ドル)

関連写真

  • 『ゴジラ-1.0』US版ポスター (C)2023 TOHO CO., LTD.
  • 「Rotten Tomatoes」1000件以上の一般レビューがある中で「98%」、78件の批評家レビューで「97%」の高い評価を維持

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