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栗山千明、“大奥の頂点”大奥総取締役・松島の局に「嫌われる覚悟で」 小芝風花主演『大奥』出演決定

 俳優の栗山千明が、来年1月18日スタートのフジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜 後10:00※初回75分SP)に出演する。同枠ドラマ初出演となる栗山は、大奥に身を置く女性たちの頂点・大奥総取締役の松島の局を演じる。

1月期木曜劇場『大奥』に出演する栗山千明

1月期木曜劇場『大奥』に出演する栗山千明

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 俳優・小芝風花が主演を務める今作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たったひとつの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送された開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来、約5年ぶりに復活する。

 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(小芝)は、第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へわたると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。

 たった1人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られる。その一方で、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てる。

 栗山が演じるのは、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局(まつしまのつぼね)。公家の娘で、徳川家重(とくがわ・いえしげ)の嫡男・家治の教育係だったが、その後、将軍付き上臈御年寄となり大奥を取り仕切る大奥総取締役にまで上り詰めた実力者。大奥総取締役は“表”である幕政にも影響力を持ち、幕政をつかさどる老中の人事にまで口出しができたという、当時のキャリア女性のトップ中のトップにあたる。その松島は権力をほしいままにするため側用人・田沼意次(たぬま・おきつぐ)と手を組み、“ある計画”を目論(もくろ)んでいて…。主演の小芝とは『HEAT』(2015年7月クール/カンテレ・フジテレビ系)以来、約8年半ぶりの共演となる。

 栗山は、出演にあたり「言葉づかいや所作など、私に務まるのかという不安もありますが、大奥というきらびやかな世界を体験できることを楽しみに思いました」と喜びのコメント。作品について「華やかな一方、いろんな思惑が絡み合う人間関係を描いている印象です」と語り、「松島の局には、大奥総取締役としての風格や貫禄が必要だと感じていますので、堂々と凜とした立ち振る舞いを心がけながら演じたいと思っています。また、小芝さん演じる倫子を追い詰めていく役どころなので、見てくださる方々に嫌われる覚悟で精いっぱい務めたいと思います」と意気込んだ。

 続けて、栗山は「大奥らしい“女の戦い”だけではなく、キュンとなるかわいらしい恋心や、切ない思い、親子の愛なども、きちんと描かれているストーリーになっています。新しい大奥を、ぜひお楽しみにしていてください」と呼びかけた。

 企画担当の安永英樹氏は「主人公の前に立ちはだかる“大奥総取締役”はまさにもうひとつの大奥の“顔”。大奥という組織の個性は大奥総取締役の個性が大きな役割を占めると思います。栗山さんが持つクールなビジュアルは牢獄(ろうごく)である大奥の厳しさと恐ろしさを体現する松島の局のイメージと合致します」と太鼓判を押し、「江戸時代に権力を持つ男たちと向こうを張って大奥を取り仕切った女性の姿をぜひご覧いただければと思います」と期待を込めた。

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