King ＆ Princeの永瀬廉、俳優の杉咲花、DISH//の北村匠海、深川栄洋監督が24日、都内で行われた映画『法廷遊戯』（公開中）の大ヒット御礼舞台あいさつに参加した。

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　舞台あいさつでは質問コーナーを実施。共演者の秘話について問われると、永瀬は「俺が感謝してることがあって。花ちゃんなんですけど。撮影しててお昼を逃して、花ちゃんとしゃべっている時に『お腹空いた』とか言ってたら、花ちゃんが袋からどら焼き出してくれた。しかも、そのどら焼き、花ちゃんの大好物で、わざわざちょっと遠くまで行って買うどら焼きやったんですよ。でも1個しかないんです。それ全部まるまる俺にくれて。あの時のどら焼きなかったら俺ここ立てないから。マジで感謝」としみじみ。たった1つしかない大好物をくれた杉咲に、永瀬は「ドラえもんに見えた。救世主でしたね」と感謝しきりだった。

　聖人のようなエピソードが披露された杉咲は「それを受け取って、喜んで食べてもらえるっていうのもうれしいじゃないですか」とほほえむ。すると北村も「僕も杉咲さんへの感謝の話を…」と切り出し「3人がたまたま同じ控室みたいな感じで、3人で一緒にいて。ちょっと撮影も長くなっちゃって、結構お腹空いてきたなっていう時間がやってきた時に、杉咲さんがマネージャーさんと控室でこそこそって話をしたらたこ焼きが出てきた。『みんなで食べようよ』って。あのたこ焼きなかったら、僕ここに立っていない」と永瀬同様のエピソードが明かされ、杉咲は「なんかものをあげる人みたい」と照れていた。

　本作は、五十嵐律人氏が現役司法修習生時代に刊行し、「ミステリが読みたい！」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題になった本格法廷ミステリーを深川栄洋監督が実写化。

　ロースクールに通い、弁護士となる主人公・セイギこと久我清義（永瀬）と、その同級生の織本美鈴（杉咲）と結城馨（北村）。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆくノンストップ・トライアングル・ミステリー。