ジェラルド・バトラーが主演する航空パニック×脱出サバイバル・アクション映画『ロスト・フライト』(11月23日公開)より、物語の舞台となる飛行機が不時着したホロ島を観光ガイド風に紹介した動画が解禁となった。「アグレッシブな住民たちがお出迎え」というナレーションとともに、手を振って近づくと撃たれる危険があると注意を促している。
極限状況からの脱出劇というシンプルなプロットに、航空パニックのスリルと、脱出サバイバルの緊迫感を詰め込んだ本作。ジェラルド・バトラー演じるトランス機長が乗った”3時3分東京行き”の飛行機119便に絶体絶命の危機が襲う。
雷鳴轟く超悪天候、突然の乱気流に巻き込まれ、管制塔との連絡は途絶え、左翼エンジンからは黒煙が!「メーデー!メーデー!電源喪失!誰か応答しろ!!」トランス機長の魂の叫びも行き場を失い、暗闇の中、4万フィートの上空から落ちていく飛行機。
豊富な経験にもとづく勘と飛行スキルで何とかフィリピン沖の島に不時着させることに成功したトランス機長。どうにか命はつないだものの、機長含む17人の搭乗者の中には移送中の殺人犯が…。一難去ってまた一難。偶然居合わせた謎多き殺人犯・ガスパール(マイク・コルター)は何者なのか?敵か味方か…果たして…。
幸いにも無人島ではなく、彼らのもとに地元民のSUVが駆けつける。「助かった!」と笑顔で迎えたのも束の間、降りてきたのはあいさつ代わりに空に銃を撃つ反政府組織の連中だった。トランス機長は、殺人犯・ガスパールとともに人質にとられた乗客たちの救出に向かう。
本作の舞台となったホロ島は、フィリピンの南東部に実在する火山性の島。ホロ島は実際に危険な島として認知されており、イスラム過激派のアブ・サヤフの拠点が存在するという。身代金目的の誘拐事件も横行しており、組織のメンバー以外に現地の一般市民と地元当局者が誘拐に協力している可能性もうわさされている。
脚本を手がけた元MI6のスパイであるチャールズ・カミングが家族との休暇時に「自分たちの乗った飛行機が、テロリストの支配する地域に行き先変更になったらどうなっていただろう」と考えたところからアイデアを膨らませた本作。特殊部隊の工作員に「足止めを食らったら困る場所」のリサーチをした結果、ホロ島が舞台に選ばれたという。
プロデューサーのバタンは「ISISほどマスコミに注目されてはいないが、周辺には数百の島があり、宗教思想の過激派と資本主義を掲げるゲリラが支配している。観客がこれまで目にしたことのない新鮮な舞台だと考えたんだ」とコメント。
しかし、本作でのホロ島の描写をめぐっては、フィリピンの上院議員から「国の名声と名誉を傷つける」と懸念が表明され、フィリピンでの上映は自主規制された。
現在、日本の外務省はホロ島を含む、ミンダナオ島西部エリアにレベル3の渡航中止勧告を出している。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
極限状況からの脱出劇というシンプルなプロットに、航空パニックのスリルと、脱出サバイバルの緊迫感を詰め込んだ本作。ジェラルド・バトラー演じるトランス機長が乗った”3時3分東京行き”の飛行機119便に絶体絶命の危機が襲う。
雷鳴轟く超悪天候、突然の乱気流に巻き込まれ、管制塔との連絡は途絶え、左翼エンジンからは黒煙が!「メーデー!メーデー!電源喪失!誰か応答しろ!!」トランス機長の魂の叫びも行き場を失い、暗闇の中、4万フィートの上空から落ちていく飛行機。
豊富な経験にもとづく勘と飛行スキルで何とかフィリピン沖の島に不時着させることに成功したトランス機長。どうにか命はつないだものの、機長含む17人の搭乗者の中には移送中の殺人犯が…。一難去ってまた一難。偶然居合わせた謎多き殺人犯・ガスパール(マイク・コルター)は何者なのか?敵か味方か…果たして…。
幸いにも無人島ではなく、彼らのもとに地元民のSUVが駆けつける。「助かった!」と笑顔で迎えたのも束の間、降りてきたのはあいさつ代わりに空に銃を撃つ反政府組織の連中だった。トランス機長は、殺人犯・ガスパールとともに人質にとられた乗客たちの救出に向かう。
本作の舞台となったホロ島は、フィリピンの南東部に実在する火山性の島。ホロ島は実際に危険な島として認知されており、イスラム過激派のアブ・サヤフの拠点が存在するという。身代金目的の誘拐事件も横行しており、組織のメンバー以外に現地の一般市民と地元当局者が誘拐に協力している可能性もうわさされている。
脚本を手がけた元MI6のスパイであるチャールズ・カミングが家族との休暇時に「自分たちの乗った飛行機が、テロリストの支配する地域に行き先変更になったらどうなっていただろう」と考えたところからアイデアを膨らませた本作。特殊部隊の工作員に「足止めを食らったら困る場所」のリサーチをした結果、ホロ島が舞台に選ばれたという。
プロデューサーのバタンは「ISISほどマスコミに注目されてはいないが、周辺には数百の島があり、宗教思想の過激派と資本主義を掲げるゲリラが支配している。観客がこれまで目にしたことのない新鮮な舞台だと考えたんだ」とコメント。
しかし、本作でのホロ島の描写をめぐっては、フィリピンの上院議員から「国の名声と名誉を傷つける」と懸念が表明され、フィリピンでの上映は自主規制された。
現在、日本の外務省はホロ島を含む、ミンダナオ島西部エリアにレベル3の渡航中止勧告を出している。
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2023/11/20