俳優・上白石萌歌扮する歌手のEIKOが12日、東京・タワーレコード渋谷店で1stアルバム『Dreamer』のリリース記念イベントを開催し、スペシャルゲストとして向井理が参加した。

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　上白石は、現在フジテレビで放送中の水10ドラマ『パリピ孔明』に歌手を目指す少女・月見英子役で出演している。今月1日にはアーティスト“EIKO”として歌唱する楽曲が収録された1stアルバム『Dreamer』をリリースし、この日が初のリアルライブ。ライブパートでは表題曲「Dreamer」を披露した。

　ライブを終えた上白石にステージへ呼び込まれた向井は、「孔明です！」と紹介され、「そうやって紹介されると、『どうも〜』って言いづらい（笑）」と思わず苦笑い。劇中の衣装ではなくカジュアルなスタイルで登場したことにも「孔明はどこに行っちゃったんですか!?なんかカッコつけていません？」とツッコまれるなど、冒頭からタジタジだった。

　トークでは撮影中を振り返りながら、撮了を報告。向井は「普段はなかなか連絡を取り合っていない人からも『面白いね』と送っていただけたり、音楽業界の方からも声をかけていただける」と反響の大きさを喜びつつも、「私服でいると『きょうは普通なんですね』と言われたりも…」と再び苦笑いを浮かべた。

　向井は豪華アーティストがキャスティングされていることにも感謝。「とにかく半分以上がアーティストの方。出演者の中で純粋なアーティスト活動をしていないのって、僕と八木莉可子さんだけですから」とアピールした。

　撮影中の出来事で特に印象に残っているのは第7話の撮影現場だと言い、「DJ KOOさんが初登場する回だったんですが、（菅原）小春ちゃんはDJ KOOさんが出るって知らなかったみたいで。現場ではあいさつをしたみたいなんだけど、収録に参加すると知った瞬間に笑いが止まらなくなっちゃって、撮影がしばらく止まりました（笑）」と明かした。

　また「DJ KOOさんはすごくサービス精神をお持ちで、自前のヘッドフォンを『これ、撮影に使ってもいいですよ』と言ってくださったんです。ただ、撮影を始めてからそのヘッドフォンに『DJ KOO』と名前が入っていることがわかって（笑）。すごくありがたかったし、すごく面白かったですね（笑）」と振り返った。

　終盤では15日に放送される第8話やその先の展開についてもトーク。向井は「本当にみんなマジメなんです。小春ちゃんなんて、朝イチから楽屋で発声練習をしているし…」と言い、「本当にパリピなのはDJ KOOさんだけ。逆に本物のパリピが来てくださったことで、現場が戸惑った」と告白。最後には「また新しい大物ゲストも登場するし、僕はここ、タワレコでも撮影しました。どういうシーンになっているのか楽しみにしていてください」と期待を持たせた。

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