音楽プロデューサーの松任谷正隆(71)が10月31日、都内で『車のある風景』(JAF Mate Books)の出版記念イベントを開催。MCとして、安東弘樹(56)も参加した。 長年、松任谷は音楽と車に関わってきた。「車がキャブレターから電子的に燃料噴射する時代になっていくのと、音楽が生のミュージシャンたちの中にシンセサイザーが入る時代がすごく同じようなタイミングなんです」と振り返る。「車を見てると音楽がわかるかも、と思ったことがあるんです。逆に音楽を聞いていると車がこうなるんじゃないかと思ったこともあります」と不思議な因果関係を明かした。 現在は音楽が少し先を行っていると感じているそう。「ヒューマンとシンセが共存している。その割合がちょっとずつ違うので、いろんな音楽ができる。人だけのものも、機械だけのものも」としながら「それを考えると自動運転のワールドと人が運転するワールドとが共存していくようなニュアンス」としていた。
2023/10/31