• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • スポーツ
  • 織田信成「全日本選手権への参加が叶わなくなった」長文報告 猛省し「今後他の選手に対しこのようなことが起こらないよう」とも
ORICON NEWS

織田信成「全日本選手権への参加が叶わなくなった」長文報告 猛省し「今後他の選手に対しこのようなことが起こらないよう」とも

 フィギュアスケート選手・織田信成(36)が29日、自身のインスタグラムを更新し、登録手続きの不備があり、12月の全日本選手権に出場できなくなったとし、長文で報告した。

織田信成 (C)ORICON NewS inc.

織田信成 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 昨シーズン現役復帰した織田は、28日の西日本選手権で優勝し、全日本選手権への権利を得た。しかし「WADA(世界ドーピング防止機構)・JADA(日本アンチ・ドーピング機構)への登録手続きの不備により、全日本選手権への参加が叶わなくなったことをご報告いたします」と伝えた。

 日本スケート連盟や大阪府スケート連盟に対し、現役復帰にあたり選手登録に必要な手続きを確認していたが「その際、ドーピング手続きの指摘やチェックはなく、自分自身も気付いていませんでした」という。

 その後「今年7月に日本スケート連盟から『WADAへのドーピング登録が済んでいない。全日本選手権出場への登録期間を過ぎているので、すぐに除外申請書をWADAに提出してほしい』旨の連絡がありました。連盟の指示通り、WADAへ除外申請書を提出しましたが、8月末にWADAから『除外申請を却下する』との報告がありました」と説明した。

 近畿大会・西日本大会は日本スケート連盟の許可で出場し、同時に全日本選手権出場の可能性も探ってきたが、「しかし、西日本大会前日に、日本スケート連盟から『全日本出場不可』を関係者や報道各社にリリースする、と告げられました」とし、「結果は真摯に受け止め、自分自身や周囲の関係者もドーピングに対する手続きに気づくことができなかったことも猛省しております」と心境をつづった。

 ファンに向けて「10年ぶりの全日本出場という目標に向かい、覚悟を決めて厳しいトレーニングを重ねてきました。今回の問題で、動揺もありましたが、西日本大会を優勝することができました。これも、皆様の温かい応援のおかげです。本当にありがとうございました。一方で、ご期待に沿えない形になり、申し訳なく思います」と感謝と謝罪。

 そして「昨今、フィギュアスケートでも世界的にドーピング問題が取り沙汰されています」とし、「今後他の選手に対しこのようなことが起こらないよう、選手が競技に集中できるサポート体制を作れるよう、日本スケート連盟を始めとした関係各位と、微力ながら私自身も協力させて頂きたく、またスケート界のさらなる発展に貢献できるようにしていきたいと思います」とした。

 最後は「これからもスケートに対し、真摯に向き合っていきたいという想いです。出場できる大会に向け全力を尽くしますので、これからも引き続き応援して下さると幸いです」と呼びかけた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

 を検索