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普通自動二輪免許で乗れる? カワサキ伝統の「W」シリーズの“新車”『W230』が世界初公開【ジャパンモビリティショー】

 『東京モーターショー』から名称を変え、自動車業界だけでなく、さまざまなモビリティ関連企業・団体が一堂に会した4年ぶりの大型イベント『Japan Mobility Show 2023』(ジャパンモビリティショー)。カワサキモータースでは、ブランドコアのひとつである「伝統と革新」をテーマに、5台のワールドプレミアモデル、2台のジャパンプレミアモデルを紹介。なかでもとりわけ注目度が高かったのが、同社の「伝統」を受け継いだ最新モデル。

「W」の伝統を受け継ぐモデルとして世界初公開されたカワサキモータース『W230』 撮影/逢坂聡

「W」の伝統を受け継ぐモデルとして世界初公開されたカワサキモータース『W230』 撮影/逢坂聡

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 この日発表された『W230』は、カワサキモータース伝統の「W」シリーズを受け継ぐレトロスポーツモデル。空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを、オーソドックスなスチール製ダブルクレードルフレームに搭載。丸目1灯ヘッドライト、ティアドロップ型燃料タンク、2 連メーター、スポークホイールやスチールフェンダーを組み合わせ、カワサキモータースらしい、普遍的なスタイリングの美しさを具現化したモデルとなっている。

 同社代表取締役執行役員の伊藤浩社長も、プレスブリーフィングで「カワサキモーターサイクルは、(戦前からオートバイを製造販売していた)目黒製作所を吸収合併したことで更なる飛躍を遂げました。カワサキとメグロの技術が、『650-W1』を生み出し、そして『Z』、『Ninja』につながっていきました。(中略)カワサキとメグロが生んだ『W』ブランドには、『W230』が加わります」と話すなど、同社の歴史を語る上でも、重要なモデルともいえる。

 現在まで、その詳細な性能などは発表されておらず、市販時期なども未定だが、これまでの「W」シリーズは、「W」の後に排気量を記すことが多かったことから、この“新車”は230ccであることが推察される。これは、2008年に排ガス規制強化のため生産中止になった『W400』以来の普通自動二輪免許での運転が可能なモデルとなる。またプレスリリースにも「低いシート高や軽量な車重による扱いやすさも兼備。(中略)操る愉しみと所有する悦びを誰でも気軽に楽しめるモデル」とあることから、バイクブームの追い風にも乗って、より多くの人が「W」の伝統を体感できるモデルになりそうだ。

 これ以外にも、カワサキモータースのブースでは、カワサキ初の電動モーターサイクル『Ninja e-1』、ハイブリッドモデル『Ninja 7 Hybrid』や、来年迎える目黒製作所創業100周年した『MEGURO S1』、『Ninja 40th Anniversary Editionモデル』『KLX230』などを展示している。

 なお『Japan Mobility Show 2023』の会期は、10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)となっている。

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